[for-freelance]
Root-013 藤田です。フリーランスとして3年が経とうとしています。
また、ランサーズを利用して1年半くらいになります。
フリーになって、ランサーズを利用して、色々と思うことやランサーズを利用する上で気をつけている事などを書いて行きたいと思います。
※長いです。
※個人的な所見を多分に含みます。参考程度にお願いします。
2018年4月追記 ランサーズ以外におすすめのサービスもご紹介しています。
転職エージェントが提供する、フリーランスと正社員の良いとこ取りの働き方とは?(ページ下部にリンク)
2018年4月追記 別記事で前職からIT系への転職までの流れをもう少し詳しく記事にしました。
異業種・未経験からの転職体験談。建設業(施工管理)からIT系に転職した流れ・必要だったものなど
目次
WEBの世界に入った経緯
まず、自身の経歴等を踏まえて色々と。
高専を出て、20才で地方のゼネコンに就職しました。
ええ。建設会社ですね。
施工管理ですね。
所謂現場監督というやつです。
こちらで5年程お世話になりました。
全然別業種ではありますが、今思うと
・納期(工期)がある
・各分野で専門職がいて、プロジェクトを同時進行していく
・仕様もあれば規格もある
・追加作業(工事)があれば見積りも出す
と、仕事の進め方や完成に至るまでのプロセスは共通点が多いですね。
施工管理の仕事って、こっちでいう所のディレクターなんですよね。
工事の進捗はどうだとか、職人さんとコミュニケーションとったりだとか。
今は実際に手を動かす立場でもありますが、
クライアント(施主)との折衝や提案することの大切さというのは、
この仕事をしていなかったら身についていなかったでしょう。
この業界だと人日(にんにち)ですが、建設業界では人工(にんく)と言ったりします(笑)
一つ大きな違いを言うとしたら、「一人で仕事できるか否か」でしょうか。
転職・上京を機に、ジョブチェンジを決心
モンクから吟遊詩人になるようなものですよ。
デザインやクリエイティブなことには興味があり、実際歌も歌ったりする修行僧だったわけですが、
転職を機に、「やりたいことやってみよう」と思ったわけです。
20代後半にして。
HTMLってなにそれおいしいの?
という所からのスタートでした。
独学では効率が悪い!どうせならきちんと勉強するぞ!
と、学校に行くことを決心。
実は映像関係なんかも興味あったんです。3DCGとか。
Webを選んだのは、本当に漠然と「将来一人でも仕事できるかな?」と思ったからでした。
どっぷりとWEBの世界にはまること1年。
この学校でWeb全般やAdobeアプリの基本を学びました。
実は前職で使ってた製図のCADって、レイヤーの概念があったりしてAI PSとの共通点があるんですよね。
すんなりAdobeのソフトに入っていけたのはこのお陰です。
どんな経験でも、無駄にはならないなと痛感しました。
「Webサイトは情報の整理だ!」と教えてくれた先生。
その教えは今でも信条にしています。
WordPressというものを教えてくれたPHPの先生のブログは、
WordPressについてググると高確率で目にします。
未だにお世話になってます!!
クライアントはWebのプロではない
こんな経歴を持っているもんで、WEBの事が分からない人の気持ちはよく分かります。
自分だって数年前までブラウザ=IEだと思ってたんですから。
むしろ「ブラウザ」ってなんだよというレベル。
「初心者目線」での説明や提案ができるのは、この経歴のお陰だと思っています。
以前退職のご挨拶をしにいった企業の皆さんから、
手作りのイラストを添えた賞状を頂いた事がありました。
あれは嬉しかったなぁ。今でも宝物です。(あ、出身地バレるな。)
初心忘れるべからず。(ちょっと意味は違うかもしれないけど)
何がわからないのかが分かる。
そんなクライアントに寄り添った人で在りたいと思います。
2013年3月 フリーランスに
そしてWEB制作・システム・EC運営等をやっている企業にめでたく就職しました。
SE人口が多い環境だったので、デザイン全般やモック、WordPress案件を主に経験。
しかし、2年程経った時に体調を崩し、退職します。
ご迷惑をお掛けしたにも関わらず、時折連絡を頂きます。
ありがたいものです。。
2013年3月。
失業保険をもらいつつ、就職活動と並行して「フリーでもやっていけるかな?」という甘い考えを持ちます。
コネなんてありませんでしたが、SNSとかでも案外仕事は見つかるもの。
タイミングよく保守案件もいくつか頂き、
仕事をくれる人とも繋がったりして、
独立当初からの付き合いもけっこうあります。
完全に運です。本当にありがとうございます。
2013年は結婚して子供もできましたからね。
身の引き締まる思いでした!
2014年8月 ランサーズとの出会い
クラウドソーシングに頼らずなんとか1年以上やってきたわけですが・・・
色々と思うところがあり、ランサーズに登録します。
特に他のクラウドソーシングは利用していません。
比較もしていません。
「フリーランス」の語源(wikipediaより)と、
英語「freelance」の語源は、中世に遡る。中世は王や貴族は戦争の度に傭兵団と契約して戦争に臨んだ。その中で傭兵団を離れて戦場に臨む兵士達がいた。当時は槍騎兵 (lancer) が自分の従卒として歩兵や弓兵を連れている形態が多かったため、契約の際には槍の本数=1戦闘単位としてカウントされた。まだ敵勢力と契約を交わしていない (英: free) 戦闘単位 (英: lance) を指す言葉として「freelance」が用いられるようになった。当時は兵士を指していた「free lancer」が、近世以降組織を離れて働く状態を指す言葉に変化した。フリーランスのフリー(英: free)は、“拘束されない”という意味で、無料という意味ではない。
それをストレートに表した「ランサーズ」というネーミング、ロゴが気に入った。
それだけでランサーズに決めました。
フリーランスのフリー(英: free)は、“拘束されない”という意味で、無料という意味ではない。(現在は「無償の労働者という意味ではない。」に編集されています)
最後の一文書いたの誰ww
フリーでやるからには
フリーでやるからには・・・と、改めて考えてみたわけです。
紹介案件だけこなしても、将来性無いな
提案からできるんだったら、
自分で直接クライアントと繋がったほうが良いじゃないか
と。
外注で実績を積んでもよい経験にはなりますが、
最終的には大概「企業の実績」になるわけです。
それじゃ、結局会社員と変わらないじゃないかと。
間に立ってもらうことに、メリットを感じさせてくれるディレクターさんに出会えなかったんですね。
デザイナー(職人)とクライアント(施主)、双方の板ばさみになりつつも、
双方のスケジュールを上手く管理して、プロジェクトを納期内に完成させる。
これがディレクターの仕事なわけで、
・どんな作業が必要か
・どんなリスクがあるか。どう回避するか。
・追加作業が必要か。追加・二度手間にならないためにどうするか。
要は、
デザイナーに儲けさせる気、ある?
ってことですね。
中には見積もりも納期管理も進捗管理も、クライアントとのやり取りも、
打ち合わせも提案もリスクもデザイナー任せという人もいるかもしれませんよ。
フリーランス諸君は気をつけましょう。
※素晴らしいディレクターさんもたくさん見てきましたし、
ディレクターという仕事自体を批判するものではもちろんございません。
実際難しい仕事・立場で、やりがいのある素晴らしい仕事だと思います。
自信が持てる分野”槍”を持とう。
自社で出来ないことを外注する。
その対価としてのお金です。
フリーランスが必要以上に遜る必要はないと思うんです。
建設現場の下請けの職人さん達だって、若造の現場監督には手厳しいものでした(笑)
でもそれって、
職人さんが自分の仕事・スキルに自信と責任を持っているから
なんですよね。
一人のランサーとして、
この分野は他より優れているよ!
というものは持って行きたいものです。
おれが信じるおまえでもない。
おまえが信じる俺でもない。
おまえが信じる、おまえを信じろ!
と、某アニキも仰っています。
槍を持っていないと戦えないですからね。
幸い、どんどん新しい技術が出てくるこの業界です。
どんどん新しい技術・工法が出てくる施工管理時代の上司も、
日々勉強だ
と仰っていたのを思い出します。
身の引き締まる思いですよ。
そして認定ランサーに
以降、ランサーズをスポット的に利用しつつ、自分でも仕事を取ることを始めます。
幸い、お付き合いのあるクライアント様からの紹介案件や、
以前手掛けたサイトの追加依頼・保守契約などもあり、順調に稼げるようになってきました。
リピートの依頼や紹介というのは本当にありがたいですね。
こればっかりは、満足度が高くなければ有り得ませんので。
徐々にランサーズ案件も多くなったころ、認定ランサーのご案内が届くわけです。
認定らんさー??なにそれ??
と思ったんですが、
1. 獲得報酬額:各カテゴリの上位20%
2. クライアントからの評価:4.8以上
3. 仕事完了率:90%以上
4. 送信したメッセージの24時間以内率:80%以上
5. 計9箇所のプロフィール項目の記入
・自己紹介文
・表示名
・画像
・スキル
・経歴資格
・本人確認
・ランサーズチェック
・機密保持確認
・電話確認
ということのようです。
お仕事を依頼する立場からしたら、身元がしっかりしているのは絶対条件ですよね。
それぞれ、プロフィールを入力したり、連絡先を明らかにするだけです。
こんな簡単なことで依頼主の安心が得られるなら安いもんですよ。
獲得報酬額
獲得報酬額:各カテゴリの上位20% というのが、期間が明記されていないのでよくわかりませんが、1年?半年?
継続して利用していれば、認定ランサーになるのは難しいことではないでしょう。
※スポット的に利用している時期もあるため、訪問時に僕が認定ランサーでは無くなっている可能性もあります。
24時間以内の対応なんて、普通のマナーですよ。
ただ、フリーにも休日はあるのでこの辺はご考慮頂きたいですね。
1営業日以内にして欲しいと思うことはあります。
ランサーの定休日を設定できるようにするとかね(笑
>ランサーズ御中
期間はよく分かりませんが、自分の報酬額を見るかぎり、(もちろん、非公開ですよ)
決して実現不可能な金額ではありません。
だって、自分の実績昨年までで6件ですからね。
※ランサーのカテゴリにもよると思います。
認定ランサーのメリット
認定ランサーになると、プロフィール画面等、自分のアイコン近くに
『認定』
というアイコンが付くので目に留まりやすいです。
そのアイコンの示す意味は、
・クライアントからの評価が高く
・レスポンスも早くて
・ある程度稼いでいる(経験が豊富な)
人のわけですから、実績の少ない人よりも仕事を頼み易い面があるでしょうね。
また、
認定ランサーを探す
というメニューがあるので、検索される機会も多くなるでしょう。
ただ、認定ランサーではなかったころも、直接ご連絡いただいてお仕事になったこともあるので、プロフィールは大切ですよね。
ランサーズをやってよかったこと ランサーズ レビュー
では、前置きはここらにして、実際に1年半ランサーズを利用して思ったことを書いていきます。
ちなみに、自分は固定報酬のプロジェクトしか提案していません。
コンペは競合が多くて、効率が悪いかな~と思ったからです。
ある程度働く時間も調整したいので、時給系もチャレンジしたことはありません。
時々大手企業がコンペを開催していたりしますよね。
時間に余裕があったら参加してみたいですが・・・
最近だとLIGさんがロゴを募集してたようですね。
実際どうなの?『ランサーズ』を使ってLIGブログ編集部のロゴデザインを依頼してみた
エスクロー入金
話がそれましたが、ひとつ目はこれに尽きます。
幸い自分はそういうクライアントに出会ったことはありませんが、
・作業はしたのに、連絡がつかなくなった
・難癖つけて支払いしてくれない
という事例は実際にあるようなのです。悲しいことに。
もちろん、クライアントの立場でも同じことがあるでしょう。
・お金を払ったのに、作業してくれない
・お金を払ったのに、連絡が着かなくなった
などですね。普通に犯罪です。悲しいことです。
そんな、作業云々以前の不安を打ち消してくれるのがこのエスクロー入金です。
仕事に入る前に、制作費(報酬)を、ランサーズ側で一時預かってくれます。
ランサーは、
入金があったことを確認してから仕事ができる!
ただ、仕事が終わらないと(クライアントの承認を得ないと)お金が貰えない
クライアントは、
仕事が完了したことを確実に確認できる!
というわけです。
双方にとって素晴らしいシステムですよね。
どんなクライアントにも、自分の提案を見てもらえる
(可能性がある)
もう一つはこれです。
クライアントの中には、大きな企業様もたくさんいらっしゃいます。
そんな企業に
「Root-013 藤田と申します。御社のサイトをリニューアルさせて下さい!」
とメールして、提案を見てもらえる機会なんて普通ないでしょうね(笑)
でも、ランサーズは一つの依頼に対して、色々なランサーが提案を見てもらえる環境があるんです。
中には法人アカウントの提案もあったりするわけですよ。
”ランサー”ズの法人アカウントが提案って!!!
と、心のなかで盛大にツッこみつつも、
法人アカウント含め50とかを越す提案の中から、自分が採用されたときは嬉しいですよね。
嬉しさと共に、身の引き締まる思いです。
良いクライアントを見抜くには?
ランサーズをやるうえで、良いクライアント様にめぐり合うには?
「見抜く」なんて言い方をしましたが、
まぁ、「良いクライアント様」の定義も人それぞれですよね。
自分的には、予算はそんなになくても、保守サービスを希望していれば提案します。
長期的に付き合っていけるクライアント・パートナーさんを増やして行きたいので。
依頼内容は具体的か
まずはここです。
例
「弊社のHPを作ってください」
依頼金額 5,000円 ~ 50,000円
保守サービスは必要ありません
みたいなシンプルすぎる依頼は困ってしまいますね。
情報が少なすぎて提案ができませんし、長期的にお付き合いできる感じもしません。。
たとえばリニューアルなら、
今のサイトはこうで、どんな所を直したくて、将来的にどんなサイトにしたいのか。
そういったリアルな悩みを書いてくれる依頼は、提案しがいがありますね。
ランサーズチェックや発注率を確認
過去の依頼数については、あくまで参考です。
だれでも最初は一年生。
過去の依頼が0なら、自分が1になればいいじゃない。
ただ、
・まったく同じ内容の依頼を複数している
・依頼は何度もしているがすべてキャンセルしている(若しくは少ない)
といった発注率の低い依頼主様に対しては、ちょっと慎重になってしまうのも事実です。
ランサーズチェックについては前述しましたが、ランサーズに対して身元を明らかにしているかどうかです。
身元が明らかでないランサーに発注するクライアントというのは少ないかもしれません。
ですが、依頼側は身元がはっきりしていなくても提案は集まりますし、実際受注できるケースもあります。
ここはちょっとフェアじゃ無いかなと思うところ。
仕事を依頼する際のランサーズチェックは必須でもいいんじゃないでしょうか??
>ランサーズ御中
仕事のキャンセル率や受注率は?
次は、前項とも絡む、少し悲しいお話。
お仕事の受注率についてです。
自分のお仕事受注率は、記事公開時点で
51 提案
8件 受注
となり、15%の受注率です。
これは高いのだろうか?低いのだろうか?
おなじカテゴリのランサーさんを何名かチェックしてみました。
様々だったので正確な統計はわかりませんが、10%を切るケースもありましたね。
というのも、「キャンセル」がけっこうあるんです。
51件の内、キャンセルは22件。
中には「発注の必要が無くなったため」というのも少なくありません。
実に43%。う~~ん。
提案については後述しますが、結構がんばって提案しているので、そういった案件の「キャンセルされました」通知が来るとちょっと悲しい気持ちになりますよね。。
色々な掲示板では、「ランサーズは、提案を集めて参考にするためだけに利用されている」なんて言われ方もしていますが、これでは仕方ないですよね。
そういう人が居るとしたら、再利用を避けるためにも、
仕事を依頼する際のランサーズチェックは必須でもいいんじゃないでしょうか??(再)
>ランサーズ御中
2018年4月追記
キャンセル率がネックで、自分にとっては時間的損失が大きいので、最近はランサーズ以外のサービスも検討しています。フリーランス(エンジニアの方)はこちらもチェックしてみてください。キャリアアップ・キャリアチェンジにも有益な情報もあり!
転職エージェントが提供する、フリーランスと正社員の良いとこ取りの働き方とは?
採用されやすい提案って?
では、僕がどんな提案をしているか。
提案するときにどんなことに気をつけているかを少し。
提案に時間をかける
どんなクライアントを自分にとって「良いクライアント」とするかは人それぞれ。
僕が提案するかしないかの基準についても、少しお話ししました。
そのうえで、一つ一つの提案には時間をかけます。
多分、会社員がこんなことしてたら怒られますよね。
見積りにすら時間をかけることを良しとしない上司もいました。
当然ですよ。
だって、仕事になるか分からないんですもの。
けど、30、40、50を越えることもある提案の中で、
自分の提案をしっかり見てもらおうと思うなら、
その平等に与えられた機会を大切にしようと、そう思ったのです。
得意分野(WordPress SEO)をアピール
僕の強みはWordPressとSEO対策です。
色々な仕事や、個人でも実験を兼ねていくつもサイトを運営しています。
(WordPressのテーマやプラグインの検証も兼ねて。)
アクセスが増えなかった例は無いし、売り上げが上がったことで感謝の声も頂いています。
あとはそれをどうアピールしていくかです。
もちろん、テンプレートの文章はある程度使いますよ。
ただ、オリジナルの提案内容は必ず入れます。
競合サイトと現行サイトの解析
依頼主が競合サイトを挙げていたら、
そのサイトのインデックス数を調べたり、
スマホの対応状況を確認したり、
CMSの利用状況を確認したり、
meta情報の状態を見たり、
デザインに関する所見を加えたり、
参考サイトとして別のサイトも調べて提案してみたり。
一部修正案件でも、きちんと全体を見る
単なる一部修正案件だったとしても、他のページも確認して、
「○○のページのフォームのユーザビリティが良くないです。
こうこうこうすれば使い易くなりますよ」
とか、プラスアルファの提案をするように心がけています。
リニューアル案件なら
リニューアル案件だったら更にTOPのワイヤー作るケースもあります。
URLの階層をみて、変更を提案したり、コンテンツの移動や整理を提案することもあります。
もちろん、古いURLからのリダイレクトもきっちりやりますよ。
リニューアルで404エラーが出たらもったいないです。
SEO対策のキーワード調査なら候補JP
対策キーワードが明確であれば、
最近は
Googleサジェスト
Amazonサジェスト
楽天サジェスト
Bingサジェスト
はてな連想語
Yahoo知恵袋
Twitter共起語
等のサジェストを一括で取得できる「候補JP」をよく利用させてもらっています。
http://kouho.jp/
まぁ基本Googleサジェストしか使いませんが。
他にも色々なサービスがありますが、重複ワードを除外してコピペできるので、
そのままadwordsのキーワードプランナーに貼り付けて検索ボリュームまで調べられます。
重複があると文字数制限の関係でいちいちCSVをダウンロード・アップロードしなくてはいけないこともありますからね。
googleサジェストが調べられても、実際には月間10検索未満のキーワードも多いです。
検索ボリュームまで調べて初めて参考になるでしょうね。
提案にかけた時間は無駄にはならなかった。
・・・と思いたい。
そんな感じで提案には気合をいれるので、
メールによる具体的な質問も結構頂いたりします。
「前向きに検討しています」のようなご連絡ですね。
その上で
[Lancers] 仕事依頼がキャンセルされました
メールが来ると非常に悲しいです。
他のランサーの提案が採用されること以上に悲しいかもしれない(笑)
けど、
次に依頼するときの参考になれば、直接声がかかるかもしれない。
お役に立てたかもしれないし、良いかな。
くらいの気持ちでやり過ごします。
そもそも、依頼するのだって登録したり入力したり、結構な手間です。
小学生のピンポンダッシュじゃあるまいし、
なんらかの形で「いいサイトを作る方法」を模索している潜在需要には間違い無いわけですよ。
ちょっと相見積もりとりたかっただけ、
ちょっと他の提案を見てみたかっただけ、
だったとしても、自分の方が良い提案したら採用される可能性は0では無いんですよね。
そういう人を振り向かせられる魅力的な提案ができなかった
と。
キャンセルの時はそう思うしかないです。
最後に、結局ランサーズってどうなの?
身が引き締まりすぎて搾りカスになってしまいました。
こんなに超大作にするつもりはなかったのですが。
クラウドソーシングのお陰で、依頼主はたくさんの提案を選ぶことができるようになりました。
その逆も然りで、ランサーもたくさんの依頼の中から、自分にあったお仕事、クライアントを選べるようになったんだと思います。
双方が平等に機会を得ることができる、素晴らしい場をランサーズは提供してくれたと思います。
色々な人のレビューを見れば、素晴らしいランサーがいるのは一目瞭然ですし、素晴らしいクライアント様と巡り会うことも出来ます。
自分の強み、槍を磨きながら、今後も頑張って行きたいと思います。
尊敬できる人を教師に。
尊敬できなかった人を反面教師に。
何とか3年やってこれたことを、これまで出会った全ての人に感謝します。
これからランサーズで仕事を依頼したい・仕事を探したい。
そんな方々の参考になれば幸いでございます。
これからフリーになりたい人は、是非参考にしないで下さい。
おしまい。
2018年4月追記 ランサーズ以外でフリーの人におすすめできるサービス
これまでランサーズ一本でやってきましたが、最近は他のサービスも検討しています。
特に気になっていたのはやはりランサーズ案件のキャンセル率の高さですね。時間をかけて提案しても、案件自体がキャンセルとなってしまうこともあり、トータルの時間的損失が大きいです。そして、メジャーになって利用者が増えたことで、競争率も激しいです。
おそらく新規で参入する人ほど実績を積むのに苦労が多いことでしょう。
最近イベントがあって訪問した株式会社Branding Engeneerは転職エージェントですが、エンジニア、プログラマ、SE、フリー・社員を問わず様々なサービスを展開していました。
エンジニアのための転職エージェントサービス
Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)
エンジニア経験者のコンサルタントがきめ細やかなサポートで、スキルやキャリアを見据えた転職支援をしてくれます。現場や案件によって必要とされる知識・経験・言語が変わってくることもあるため、エンジニア経験者がエージェントというのは安心感がありますね。
Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)
プログラミングスクール
Tech Boost(テックブースト)
Tech Boost(テックブースト)はプログラミングスクールで、3か月のカリキュラムの中でHTML CSSなどの基本的なマークアップ言語から、データベース、Ruby on Rails などを学び、オリジナルのWEBアプリケーション開発を支援してくれます。(ブロックチェーン、AI、IoTなどのトレンドも学べる!)
教室での直接質問は平日15時~22時、土日祝日 13時 ~ 19時ですが、オンラインでの質問も10:00-22:00(メンターの都合にもよる)で可能。特に制限もないそうです。
月額 税別99,800円で、専門技術を学ぶスクールとしてはそれほど高くないです。
最終的にFacebookのメッセンジャーのようなシステム、Twitter、InstagramのようなWebアプリケーションを開発される方もいるというから驚きです。
例えば、オリジナルアプリを開発して起業を志す人が、自身でのアプリ開発をサポートしてもらうための一つの手段として通う事も可能ということでした。
キャリアチェンジ・キャリアアップにも役に立ちそうなサービスですね。
Tech Boost(テックブースト)
フリーランス+保障
MIDWORKS
フリーランスに福利厚生や給与保証、交通費支援を付与した働き方を提案してくれるのがMIDWORKSというサービスです。
もちろん僕自身はこのサービスが一番気になってBranding Engineerさんのイベントに参加し、色々と聞いてきたというわけです。
収入面。働き方。税制。保証面。社会的信用。フリーランスでも会社員でも、これらの悩みはつきものですよね。
MIDWORKSはこういった悩みを取り払い、正社員の安定感ととフリーランスの自由度を併せ持った働き方を提案してくれるサービスです。
MIDWORKS
例えば「WordPress」で検索しても月単価40万円以上の案件が複数ありました。
会員登録していなくても希望職種や言語などからも案件を探すことができるため、興味のある方は是非チェックしてみてください。
実例の紹介では、
正社員(PHP3年)の年収が450万円から700万円にアップ
フリー(JAVA5年)の年収が720万円から750万円にアップし、保障が付く
という例が紹介されていました。
この業界、受発注の過程で中間マージンが発生し、報酬が減っていくのですが、MIDWORKSでは上の方の発注業者とやりとりをしているため、中間マージンを抑えることができるのだそうです。
他にも、交通費が出たり、会計ソフトの「freee」が無料で使えたり、取引先との契約が終了しても、Midworksとの契約期間中は、Midworksからの仕事を受注できる仕組みがあるということでした。
Midworksのメリット
フリーランスのメリットは”自由さ”。デメリットは”安定性”。これは多くのフリーランスが常に抱えている悩みではないでしょうか。
こういった新しい働き方を提案してくれるサービスが出てきてくれたのはありがたいですね。
2018年4月追記 別記事で前職からIT系への転職までの流れをもう少し詳しく記事にしました。
異業種・未経験からの転職体験談。建設業(施工管理)からIT系に転職した流れ・必要だったものなど
結局、ランサーズやクラウドワークスで稼げる人って「HTMLがわかる」「デザインが出来る」など、今までに経験がある人だけでしょ?
私も登録して1年ほど経ちますがせいぜい以下月1000円ぐらいですよ・・・
Webデザインが出来るわけでもなくイラストが描けるわけでもなく、ウェブコメントが上手いわけでもなく、結局ブログ記事を書いていますが、1記事1500文字以上で300円程度、クラウドワークスやランサーズが20%持っていくので1本240円程度に加え、振込手数料を500円取るので、ブログ20本書いたところで・・・
300円 × 20本 = 6,000円
6,000円 × 0.8 = 4,800円
4,800円 - 500円 = 4,300円
書けたところでこの程度です。
そして結局これだけでは生活できないので他にアルバイトをするのですがそうなると時間に制限が出てくるため作業時間も削られます。
1ヶ月に20本も書けない場合も出てきます。
そうなると2ヶ月や3ヶ月で20本やっと書けたとして月のクラウドワークスでの収入は・・・
4,300円 ÷ 3ヶ月 = 1,433円
程度になります・・・
要は手に何の職も付けていない素人だとアルバイトした方が早いということですね・・・
>もっさん
コメントありがとうございます。
確かに、経験者が有利な面はあると思います。でも、自分は独学メインなので制作会社に勤めた経歴は同年代だとかなり少ないと思いますよ。
ライティングの単価はあまり詳しくないです。WEBデザイン・制作も価格は様々ですが、ライティングの単価もかなり下がっているようですね。。
むしろ良い記事が書ける人が見直される時代だと持っているのですが・・・
僕も最近ブログ運営に本腰を入れているのですが、マネタイズを意識したブログを書いていると、企業から声が掛かることもあると思います。
最近ランサーズはほとんど利用しなくなりました。ランサーズだけで食べようと思うと大変なので、最近は実績や経験をどう展開するか考える日々です。
同じフリーで頑張っている方ということで良かったでしょうか。悩む事も多いですよね。頑張りましょう!
月末払いのエクスローされない案件があります。
素人検品者が多く、そのレベルに合わせて、執筆しなけばなりません。
源泉徴収された場合でも、支払調書が発行されません。
>元ランサーさま
なるほど、エスクローされない案件もあるんですね。
源泉徴収の件は各ランサーに処理を任せている感じなのかもしれませんね。
成果物の精査は難しいところですよね。ランサーズに限らず、あり得ないデザインを要求されたり、「良くなる」と言い難い修正を依頼されることはあります。ライターさんの分野でもそういう事はあるのですね^^;
コメントありがとうございました!
私は今、通訳の学校に通ってて、勉強しながらクラウドソーシングで翻訳案件探して稼ごうと考え、ランサーズに登録しました。
でも実際、少数言語なので、そんなに案件ないですし、せっかく提案した案件も認定ランサーに取られてしまいます。
新米なのでと言って、単価をクライアントの予算の半額にしても、全く案件もらえません。。。
デザインにも興味があって、大学時代はイラレも少し触ってましたが、ちゃんと勉強したことがないです。
せっかくですから、今の通訳学校卒業したら、Webデザイナーとかの勉強もしようかと考えたこともあります。
もし筆者が良ければですが、参考に、通っていた学校と費用を教えていただけませんか。
>そよん様
ご相談ありがとうございます。
最初に実績を積んでいくのは本当に大変ですよね・・・
ただ、クラウドソーシングであれば少なくとも不払い等は避けられるのでリスクは最小限にできるでしょう。
フリーランスで活動する上で大切なことは、収入源を複数確保することかなと考えています。
Webデザイン、サイト制作など幅広く活動していくのは良いことだと思います。
◆WEBデザイナーの勉強について
現在の「WEBデザイナー」に求められているのはイラレなどのデザインだけでなく、実際のサイト制作(HTML,CSS,JavaScript,PHP など)スキルも求められる事が多いでしょう。
僕はデジタルハリウッド(WEB基本クラス3か月 WEBデザイナーコース6か月 +PHP講座)に9か月通い、合計90万円以上は投資しました。(しばらくローンを払いましたね。)
前述のスキル+Adobe(イラレ・フォトショ)など幅広く学べて身になりました。
他に通ったことのあるものに国がやっている「求職者支援訓練」というものがあります。(こちらは国籍なども関係してくるかもしれませんが・・・)
こちらは無料で基本的なことは学べます。スクールによってはPHP、イラレ・フォトショも学べます。受講可能かどうか調べてみましょう。
スクールについてはこちらでも解説しています。以前よりWEB系のスクールは増えているのでチェックしてみてください。
IT系 WEB系のスクール(異業種転職)
◆WordPressについて
現在多くのWEBサイトがWordPressで作られています。僕の頃はスクールではやっていませんでしたが、現在はWordPressの講座もあるほどです。
WordPressはPHPで動いており、投稿システムなどは元々の機能があるため、
・投稿のシステムはWordPress
・表面的なデザインに自分のデザインを反映
ということも可能です。ある程度PHPを学べば”プログラマ”という職種・スキルでなくてもWordPressサイトは制作可能なのです。
WordPressのシェア メリット・デメリット
実績作りや情報発信のために、ご自身のサイトを作る事もおすすめです。
WEB制作・ライティング・マーケティングなどの勉強のために、アフィリエイトに挑戦するのも良いでしょう。
現在僕もWEB系の収入+アフィリエイトの収入 で生活が成り立っており、クラウドソーシングは利用しなくなりました。
フリーランスの収入UP・安定のために
藤田さま
ご丁寧にお返事ありがとうございます!
こんなに詳しくご教示いただけるとは思いませんでしたので、とても嬉しかったです。
教えていただいた記事も読みました。参考にして今後ぜひ挑戦してみたいと思います!
本当にありがとうございました!
>そよん様
いえいえ^^
結構前のことですので、参考になればよいのですが。
僕も社会人になって知識0からデザインやWEBの勉強を始めました。
WEB制作でWordPress関連の案件はかなり多いため、勉強してよかったなと今でも思っています。
大変だと思いますが頑張ってください。また何かあればご相談下さい。