存在しないWordPressページへのアクセス増加について、Googleアナリティクスでフィルタリング(セグメント設定)する方法をご紹介します。
目次
存在しないWordPressページへのアクセス増加について
root-013さま
私、企業コーポレートを社内管理している担当者(初心者)のものです。
今月に入りコーポレートサイトのPVが急激に増加たので原因を調べたところ存在しないWordPressページへの国内からのアクセスが急増していました。
過去に海外からのリファラースパムでアクセスが急増したことはありましたが、今回は初めての経験で原因が分かりませんので、原因と対策をご教授頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
>まさ 様
ご相談ありがとうございます。
アナリティクスのスパム対策には頭を悩ませますね。
「存在しないページへのアクセス」となると、考えられるのはGoogleアナリティクスタグ(UA-XXXXXX)がスパムサイトに記載され、スパムサイトのページのPVが計測されているケースなどがあります。
別のサイトのPVなのに、自社のアナリティクスタグがあるので自社サイトのアクセスとして計測されている状態ですね。
アナリティクスタグはHTMLを表示させれば誰でも見ることができてしまいます。
国内からのアクセスだとフィルタもしづらいのが難点です。
以下、解析データに”セグメント”を設ける方法について解説します。
1.管理>セグメント
アナリティクス左サイドの歯車アイコン(管理)>セグメント を選択します。
2.新しいセグメントの作成
条件 > 「ホスト名」 > 「完全一致」>自サイトのドメイン > セグメント名を設定して「保存」
セグメント名は後で選択するので分かりやすいものにしましょう。
解析データにセグメントを設定する
そして、PVなどの解析データをチェックする際に、セグメントを指定することで「自サイト以外のアクセス」を除外できる仕組みです。
セグメントを追加すれば、全てのユーザーとセグメントに該当する数値を比較することも可能です。
「すべてのユーザー」のチェックを外し、ホスト名セグメントのみを選択すれば、差ではなく適正データのみをチェックすることができます。
スパム自体を対策することができないのが悩ましいですが、こういった対策しかないのが現状です。
参考にして頂ければ幸いです。
分りやすい対応方法のご教授ありがとうございました。
>まさ 様
コメントありがとうございます。
また何かあればご相談下さい!