4.21のgoogleアップデート以降、露骨にアクセスが増大する管理サイトがありました。
google先生も
モバイルフレンドリー!!
と声を大にして仰っておりましたが、まさかそこまで影響は無いだろうと思っていました。
目次
当該サイトの概要
言ってしまえば商材を紹介するブログメディアです。
ドメインも新しく取得し、レスポンシブ・構造化に留意して構築。
もちろんSEOにも留意し、SEOの実験も兼ねたものです。
構造化マークアップについて詳しくはこちらをどうぞ
構造化データ(microformats.org hAtom)をテンプレートに組み込んでマークアップしたお話。
Breadcrumb NavXTでパンくずリストを導入!構造化データ・リッチスニペットにも対応!
競合の多い分野でもあったため、
長期的に運用して、将来的に収益化すればいいなぁ~くらいに思っていました。
5月・6月と急に収益化し始め、
あれ???と思って詳細を確認したら露骨にアクセスが増大してビックリ!!
という感じです。
確かに、競合は多いものの、モバイル対応サイトは決して多くない分野でした。
貴方のサイトは大丈夫??
モバイルフレンドリーテストなどを行ってみましょう!
http://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/
サイトの更新状況
下記は昨年10月運営開始からのサイト更新数。
更新数としては決して多くなく、忙しいと全く更新しない月もあったくらいです。
月(エントリー数)
2014.10(2)
2014.11(14)
2014.12(5)
2015.01(1)
2015.02(1)
2015.03(0)
2015.04(0)
2015.05(11)
サイトのアクセス状況(ウェブマスターツール)
ウェブマスターツールも新しくなり、
「検索クエリ」が
「検索アナリティクス」に生まれ変わりました。
アップデートがあってからの推移も一目瞭然になりましたね。
UIはまだまだ分かりにくい(慣れないだけ??)部分もありますが。
新しいウェブマスターツール 検索アナリティクスの使い方
Search Console > 検索アナリティクス
日付のラジオはチェックせず、
(チェックすると日別レポートになってしまう。この辺が分かりにくい!)
日付をクリック > 期間を設定 > 過去90日間
でレポートを表示してみました。
期間内にgoogleアップデートがあった場合は表示されます。
見ろ!!
4.21以前がゴミのようだ!!
分割するとこんな感じです。閣下。
検索結果に表示される記事が格段に多くなりました。
それだけ相対的に順位が変動したことになります。
google先生!
スマホ対応ちゃんばっかりズルいです!!
サイトのアクセス状況(analytics)
セッション・PV共に3倍↑という数値を叩き出しました。
収益化もアクセス増大もまだまだこれからと思っていたので、単純に嬉しいですね!
まとめ
元々アクセスが多いわけではなかったので、アップデートの影響が強調されました。
前述の通り、
①作って間もないサイトである
②更新数も多くなく、インデックスも少ない
ことから、サイトの評価が上がったというよりは、
「モバイル対応でない競合サイトの順位が下がった」
という要因も大きいと思います。
貴方の業種の競合サイトはモバイルに対応していますか?
モバイルに対応している競合は多いですか?少ないですか?
貴方の業界の体制、傾向によっては、サイトをモバイルに対応するだけで順位が大幅UPなんてことも夢じゃないかも知れませんね!
競合は多いが、モバイルに対応しているライバルが少ない
ということならチャンスかもしれませんよ!
『モバイルは友達!』
モバイル対応・WordPress導入・SEO対策のお仕事ではご好評頂いております。
総合的にお力になります!!
元々スマホ対応していたサイトはどうなった?
じゃあ、元々スマホ対応していたサイトはどうなったんだ?というお話。
それぞれの状況や種別・競合等を一部公開!
結果としては、やはり業種・ジャンルによってアップデートの影響の大小があります。
サイト1
当サイトです。
以前はTwentyFourteenの子テーマで軽微なカスタマイズをして運用していました。
6/1にリニューアルを行い、構造化等のマークアップも見直しました。
残念ながらアップデートによる恩恵はなさそうです。
そりゃそうですよね。
WEBに関するブログなんて、軒並みレスポンシブ・スマホ対応されているでしょうから。
構造化マークアップによって、どれだけの変動があるか、今後に期待!
サイト2
ジャンル:コーポレート+情報発信
競合:スマホ対応しているサイトは少なめ
公開日:2015年2月公開
概要:ドメインは取り直し、新規サイトとしてWordPressにてフルリニューアル
(というのも、一昔前の悪しきSEOによってドメインがペナルティを受けていたためです。)
機械的な外部リンクを量産して一時的な順位上昇を目論むと、恐ろしいことになる場合もありますね。
※外部SEO対策すべてを批判するものでは決してありません。
公開後、積極的にインデックスを増やし、数値は順調にあがっていましたが、
アップデート後のタイミングで爆発的な上昇がみられました。
記事公開のペースや、サイトのコンテンツに変化はなかったため、
アップデートの影響という可能性は大きいです。
サイト3
ジャンル:コーポレート+情報発信
競合:スマホ対応しているサイトは少なめ
公開日:2年ほど運用し、PV・セッションがそれなりにあるサイト
概要:外部SEO対策なし、WordPress+SEOでの数値
表示回数に若干の上昇傾向が見られますね。
とはいえ、ここ最近は変動がほとんどなく、数値が安定していたのでこの変化は嬉しいです。
コンバージョンもUPしました。
現在構造化マークアップ・SEO強化のためにリニューアル作業中!
やはり!
ジャンルにもよるが、
スマホ対応+SEO対策をしっかり行えば、google先生の評価もきちんと得られる!
ということになりますね!