2018年7月30日 レンタルサーバーmixhostでまたまた機能強化が行われました。
僕もアフィリエイトサイトなどで愛用させてもらっていますが、性能強化が頻繁に行われているmixhostの履歴を振り返ってみました。
今後にも期待が持てるサーバーで安定感もあるのでおすすめですよ!
競合としてよく出るのはJETBOYやエックスサーバーではないでしょうか。これらとの比較なども合わせてご紹介したいと思います。
mixhostを使って1年近くになります。これまでも使い方の解説記事などを書いてきたので興味がある方はご覧ください。
mixhost評価レビュー。WordPressインストール・メール設定・ドメイン設定など使い方
目次
mixhostの性能強化履歴
僕は2017年にmixhostを契約しました。当時はエコノミープランというプランも存在したのですが、現在は廃止されました。
もうすぐ1年になりますが、その性能強化には目を見張るものがあります。
2017年07月
- mixhost
- SSD容量
- エコノミー
- 10GB
- スタンダード
- 20GB→30GB
- プレミアム
- 40GB→48GB
- ビジネス
- 60GB→72GB
- ビジネスプラス
- 80GB→96GB
ちなみに、2017年7月はエックスサーバーでも新規受付にオールSSDの環境を提供し始めた月でもあります。(既存のサーバーも順次SSDに変更)
当時はそこまでSSDサーバーも浸透しておらず、「SSDねぇ。容量少なっ!」という印象を持つ方も多かったかもしれませんね。
2017年12月
エコノミープランが廃止となり、エンタープライズが追加されます。
HTTP/2以上の表示速度の向上を実現するQUIC(Quick UDP Internet Connections)の導入など、容量・性能以外の部分でも機能を強化していきます。
- mixhost
- SSD容量
- スタンダード
- 30GB → 40GB
- プレミアム
- 48GB → 60GB
- ビジネス
- 72GB → 80GB
- ビジネスプラス
- 96GB → 120GB
- エンタープライズ
- 160GB
- mixhost
- CPU / メモリ
- スタンダード
- 2コア / 1GB
- プレミアム
- 3コア / 2GB
- ビジネス
- 4コア / 4GB
- ビジネスプラス
- 6コア / 8GB
- エンタープライズ
- 8コア / 16GB
2018年5月
SSD容量だけでなく、CPU(仮想)/メモリ 転送量も強化されます。
- mixhost
- SSD容量
- スタンダード
- 40GB → 50GB
- プレミアム
- 60GB → 80GB
- ビジネス
- 80GB → 120GB
- ビジネスプラス
- 120GB → 160GB
- エンタープライズ
- 160GB → 200GB
- mixhost
- CPU(仮想) / メモリ
- スタンダード
- 2コア/1GB → 3コア/2GB
- プレミアム
- 3コア/2GB → 4コア/4GB
- ビジネス
- 4コア/4GB → 6コア/8GB
- ビジネスプラス
- 6コア/8GB → 8コア/16GB
- エンタープライズ
- 8コア/16GB → 10コア/32GB
- mixhost
- 転送量
- スタンダード
- 1TB/月 → 2TB/月
- プレミアム
- 1.5TB/月 → 4TB/月
- ビジネス
- 2TB/月 → 5TB/月
- ビジネスプラス
- 3TB/月 → 6TB/月
- エンタープライズ
- 4TB/月 → 7TB/月
2018年7月
そして2018年7月 またも性能強化が行われます。
- mixhost
- SSD容量
- スタンダード
- 50GB → 60GB
- プレミアム
- 80GB → 100GB
- ビジネス
- 120GB → 140GB
- ビジネスプラス
- 160GB → 180GB
- エンタープライズ
- 200GB → 240GB
- mixhost
- CPU(仮想) / メモリ
- スタンダード
- 3コア/2GB → 3コア/4GB
- プレミアム
- 4コア/4GB → 5コア/8GB
- ビジネス
- 6コア/8GB → 8コア/12GB
- ビジネスプラス
- 8コア/16GB → 10コア/16GB
- エンタープライズ
- 10コア/32GB → 12コア/32GB
- mixhost
- 転送量
- スタンダード
- 2TB/月
- プレミアム
- 4TB/月
- ビジネス
- 5TB/月 → 6TB/月
- ビジネスプラス
- 6TB/月 → 7TB/月
- エンタープライズ
- 7TB/月 → 8TB/月
といった形になっています。驚きの成長具合ですね。
1年間でどれだけ増えたのかというと・・・
- mixhost
- スタンダード
- SSD容量
- 20GB → 60GB
- CPU / メモリ
- 2コア/1GB → 3コア/4GB
- 転送量
- 1TB/月 → 2TB/月
- mixhost
- プレミアム
- SSD容量
- 40GB → 100GB
- CPU / メモリ
- 3コア/2GB → 5コア/8GB
- 転送量
- 1.5TB/月 → 4TB/月
- mixhost
- ビジネス
- SSD容量
- 60GB → 140GB
- CPU / メモリ
- 4コア/4GB → 8コア/12GB
- 転送量
- 2TB/月 → 6TB/月
- mixhost
- ビジネスプラス
- SSD容量
- 96GB → 180GB
- CPU / メモリ
- 6コア / 8GB → 10コア/16GB
- 転送量
- 3TB/月 → 7TB/月
- mixhost
- エンタープライズ
- SSD容量
- 160GB → 240GB
- CPU / メモリ
- 8コア / 16GB → 12コア/32GB
- 転送量
- 4TB/月 → 8TB/月
かなり強化されていますね!!特に上位プランの強化は驚くべき数値です。
NEW! 2018年9月
2018年9月 新規ホスティングサービスである「カラフルボックス」の容量アップを皮きりに両社が競い合うように性能強化戦争に突入します。
このアツい戦いの様子はこちらの記事でご紹介しています。
【SERVER WARS】カラフルボックス VS mixhost 性能強化戦争!
- カラフルボックス
- SSD容量
- BOX1
- 30GB → 変化なし
- BOX2
- 60→100GB→150GB
- BOX3
- 90→150→200GB
- BOX4
- 100→200→250GB
- BOX5
- 120→250→300GB
- BOX6
- 140→300→350GB
- BOX7
- 180→350→400GB
- BOX8
- 240→400→500GB
- mixhost
- SSD容量
- スタンダード
- 60→120→120GB
- プレミアム
- 100→240→250GB
- ビジネス
- 140→280→300GB
- ビジネスプラス
- 180→320→400GB
- エンタープライズ
- 240→360→500GB
2028年予測
この調子でいくと10年後には最安のスタンダードでさえ・・・
- mixhost
- スタンダード
- SSD容量
- 1年で3倍 10年で30倍の 20GB → 600GB
- CPU
- 1年で1.5倍 10年で15倍の 2コア → 30コア
- メモリ
- 1年で4倍 10年で40倍の 1GB → 40GB
- 転送量
- 1年で2倍 10年で20倍の 1TB/月 → 20TB/月
こいつぁとんでもねぇモンスターマシーンだぜ!!!
mixhostさん期待してます!
mixhostとJETBOY、エックスサーバー(wpX)の比較
冗談はさておき、これまではmixhostをおすすめする際に競合サーバーとしてJETBOYを挙げてきました。
2018年にサービス開始した株式会社カラフルラボのホスティングサービス、レンタルサーバー「カラフルボックス」もかなりmixhostに近いスペックを持っており、性能強化も行われています。
高性能SSDレンタルサーバー 「カラフルボックス」を利用したレビュー mixhost JETBOYと比較
初期費用(円) | 月額(円) | ディスク容量(GB) | CPU / メモリ | 想定PV/月 | |
---|---|---|---|---|---|
JETBOY ミニSSD | 500 | 290 | 5 | 1コア / 512MB | 5万 |
JETBOY ファーストSSD | 750 | 580 | 20 | 2コア / 1GB | 50万 |
mixhost スタンダード | 無料 | 880 | 40 >50 >60 >120 >150 | 2コア / 1GB >3コア / 2GB >3コア / 4GB | 100万 |
JETBOY スタンダードSSD | 1750 | 980 | 40 | 3コア / 2GB | 100万 |
mixhost プレミアム | 無料 | 1780 | 60 >80 >100 >240 >250 | 3コア / 2GB >4コア / 4GB >5コア / 8GB | 200万 |
JETBOY プレミアムSSD | 2750 | 1980 | 80 | 5コア / 4GB | 200万 |
※月額料金は各社の長期契約で最安値となる価格を表示しています。月単位の契約の場合はこの限りではありません。 ※2018.5.28 mixhostの性能強化 ※2018.7.30 またmixhostの性能が強化 ※2018.9.26 またmixhostの性能が強化 ※2018.9.28 またmixhostの性能が強化 |
しかし、度重なる性能強化によって下位・上位プランにおいてもmixhostの性能・コストパフォーマンスが良くなった感じがします。1年で数回性能強化が行われているmixhost。両方使っている身としてはJETBOYさんにも頑張って欲しいなと思います!
こちらで性能面だけでなく操作性なども含め詳しく比較していますので参考にして頂けると嬉しいです。
【mixhost JETBOY 比較】SSD導入+無料で常時SSL(https)+低価格!
今後は大手かつ老舗のエックスサーバーと比較しても遜色ない性能になってきたのではないでしょうか。
エックスサーバーと言えばWordPress専用サーバー wpX(クラウド / レンタルサーバー)も提供しています。それらも合わせて比較表を作ってみました。
WordPress専用サーバーも最近は選択肢が増えてきたのでこちらも参考にして下さい。カゴヤジャパンやGMOインターネットでもWP専用サーバーを提供しています。
WordPress専用サーバーの比較!WP運用に特化したレンタルサーバーを選ぶメリットとは
比較表
同価格帯のスペックを比較していますが、カラフルボックスとJETBOYにはさらに低価格のプランもあります。
サーバープラン | mixhost | カラフルボックス | JETBOY | エックスサーバー | wpXクラウド | wpXレンタルサーバー |
---|---|---|---|---|---|---|
プラン | スタンダード | BOX2 | スタンダードSSD | x10 | グレードB | プランなし |
初期費用 | 無料 | 無料 (1ヶ月契約のみの場合2,000円) | 3,000円 | 無料 | 5,000円 | |
月額(年契約含む最安表記) | 880円~ | 880円~ | 980円~ | 900円~ | 1,000円 | 1,000円 |
SSD容量 | 150GB | 150GB | 40GB | 200GB | 20GB | 30GB |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | なし | 無制限 |
ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 1個 | 10個 |
設置WP数 | 無制限 | 無制限 | DB40個 | DB50個 | WP1個 | 10個 |
転送量 | 2TB/月(平均66GB/日) | 2TB/月(平均66GB/日) | 無制限 | 70GB/日 | 700GB/月(平均23GB/日) | 50GB/日 |
目安PV | 100万PV/月 | 100万PV/月 | 50万PV/月 | |||
通信プロトコル | HTTP/2 & QUIC | HTTP/2 & QUIC | HTTP/2 | HTTP/2 | HTTP/2 | HTTP/2 |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed | Nginx | Nginx | Nginx |
アダルト可否 | OK | OK (有料オプション サイトロックCDN必須) | OK | 不可 | 不可 | 不可 |
自動バックアップ | 14日分 | 14日分 遠隔地バックアップ | 1日1回 | サーバー領域のWeb・メール 7日分 MySQL DB 14日分 | 14日分 | 14日分 |
復元 | リストア可能 | リストア可能 | リストア可能 | データ提供有料 | DBリストア可 データ提供有料 | |
2018年8月1日リサーチ 最新情報は公式サイトにてご確認下さい。 2018年9月26日mixhost容量アップ |
どのサーバーもSSD(従来のHDD・ハードディスクよりも高速化)で無料でSSLを導入できます。この二つはこれからブログ・サイトを立ち上げるなら是非注目して欲しいポイントなのです。
SSL(HTTPS)
2018年7月。ChromeやFireFoxといったブラウザで、非SSLサイトのアドレスバーに警告が出るようになりました。
セキュリティの観点はもちろん、ユーザーに不安を与えてしまう事は明白です。
これは以前から言われていたことで、最終的にはもっと明確な差別化が図られると予測しています。とはいえ無料でSSL対応できるサーバーも増えてきたのでそれほど心配することは無いかもしれませんね。
自動バックアップ
自動バックアップ機能で先んじているのはやはりmixhostでしょうか。
14日間のデータからリストアまで行えるのは親切です。JETBOYは1日1回で保険的なものなので、WordPressのバックアッププラグインなどを利用しています。
エックスサーバー系のバックアップも最長14日間ではありますが、データの提供が有償だったりします。
ちょくちょくあることではない(というか公私ともに一度もリストアや復元が必要な事態になったことはないです。)ため、自動バックアップ機能があれば十分親切ではあると思います。
そもそも自動バックアップ機能は上手く働かないケースもあるので、各社共通で自分でもバックアップを取ることを推奨していますからね。
Webサーバー 通信プロトコル
mixhostは LiteSpeed + HTTP/2&QUIC
JETBOYは LiteSpeed + HTTP/2
エックスサーバーは Nginx + HTTP/2
いずれも、高速化のためのWebサーバー + 通信プロトコルです。
LiteSpeedを100とすると、Nginxが35 Apachは30。これらの3倍程度のスピードが出るというデータがあるのがLiteSpeed Webサーバーなのです。
QUICは現状国内ではmixhostだけが導入している(と思う)通信プロトコルで、さらなる高速化が期待できます。
LiteSpeedの強みやデータについてはJETBOYさんの公式サイトの解説が分かりやすいです。
JETBOY LiteSpeedについて
mixhost スタンダード
[mixhost]
ディスク容量だけ見ると
mixhost 120GB
エックスサーバー 200GB
と、少し差があるように思えます。しかし、長年サイトを運用しても10GBに及ぶにはかなりのボリュームが必要なんです。(よほど大きな動画や画像があれば別ですが)
最近思うのは、容量が多くても使いきれないなら、容量が少なくても高速性に優れている方が良い!ということですね。
ご覧いただいているRoot-013は4~5年運営してバックアップ含めてようやく10GBです。
転送量においても、エックスサーバーと遜色ない数値になっています。
mixhost 2TB/月(平均66GB/日)
エックスサーバー 70GB/日
他、エックスサーバー系ではアダルトコンテンツが推奨されていません。wpXでは風俗店やアダルトグッズ、同人系コンテンツの運用自体は禁止されていないのですが、性行為またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、禁止事項に該当します。つまり、”もろアダルト”はNGということです。
mixhostやJETBOYは日本の法律さえ守っていれば(モザイクとか)、アダルト作品を紹介するようなサイトでも運営できるということになります。
もちろん他にもアダルトOKなサーバーはあります。こちらでもまとめているので参考にして下さいね。
WordPress・独自ドメイン・アダルトサイトやブログがOKなレンタルサーバーを比較
mixhost公式HPはこちらから
MixHost
JETBOY スタンダードSSD
[jetboy]
新進のレンタルサーバーとしてはかなり低価格・ハイスペックな環境を提供しているサーバーだと思います。
スタンダードからアダルトサイト運営も可能。低価格290円からSSDサーバーを運用できる点も大いにありがたいです。
他にも低価格(500円以内)でSSDが使えるサーバーもあり、こちらでも紹介しています。
安い!月額100円未満~500円以内!WordPress・独自ドメインが使える最安値のおすすめレンタルサーバー
JETBOY公式HPはこちら
JETBOY
エックスサーバー X10
十分すぎる容量に十分すぎる機能。まさに老舗大手でユーザー数が多いのも頷けます。
この価格帯のSSD容量で200GBというのは多分業界最高値だと思います。
ただ、月額900円となるのは3年契約(mixhostもですが)をした場合に限られるため、”まずブログやアフィリエイトを試してみたい”という方にとっては若干ハードルが高い価格帯ではありますよね。僕もさくらサーバーのスタンダード(500円程度)から始めました。
まずは低価格サーバーから初めて、知識や実績がついてから良いサーバーに乗り換えるというのも有りだと思います。
1年契約をしたとしても
mixhost 980*12 = 11,760円
X10 1,000*12 + 初期費用3,000 = 15,000円
エックスサーバーでは2018/8/17まで初期費用50%OFFですがそれでも13,500円
やはりmixhostの方がコスパが良い面もありますね。どちらも良いサーバーなので迷いどころです。
wpX クラウド
エックスサーバーが提供するWordPress専用サーバーです。2種類あるのでちょっとわかりにくいのですが、どちらもWordPressを動作させることに特化した性能になっており、その分容量などはX10よりも制限されています。
wpXクラウド・・・
1契約1WPでメールサーバーとしても使えませんが、プラン変更が豊富です
wpXレンタルサーバー・・・
1プランしかありませんが10WPまで設置可能で、メールも利用できます。
wpXクラウドは500円から利用できますが、複数サイトがやメールサーバーが前提であればエックスサーバーのX10やwpXレンタルサーバーがおすすめです。
wpXクラウドは最高のプランでは月間2,500万PVに耐える性能を持っているためサイトが育っても乗り換えを考えずに運用していけるメリットがあります。
wpX レンタルサーバー
WordPress専用サーバーとしては設置数が10までと多く、SSD容量も多めです。
メール機能も使えるため、既存のWordPressをWordPress専用サーバーに乗り換える・まとめるという方にもおすすめできます。
mixhostの進化 まとめ
ここまで頻繁に機能強化を行うサーバーはめずらしいと思います。
以前は「サイト・ドメインが無制限でもそんなにたくさんWordPress設置するほど容量がないんじゃないかな・・・」なんて思っていたものですが、そんな心配が吹き飛ぶほどの機能強化が行われたと思います。
あとはLiteSpeed & HTTP/2 QUIC など、他のレンタルサーバーに先んじて最新技術を取り入れる姿勢が素晴らしいですね。
是非お試ししてみてくださいね!
[mixhost]
Root-013がリサーチしたレンタルサーバー情報はこちらから
[server]