htaccessの上書きについてご相談頂きました。
はじめまして。いつも、WordPressについて大変参考にさせて頂いております。
今回、WordPressに関する内容で2点、教えて頂きたい事があり、書き込みをさせて頂きました。
現時点で特に不具合が起きているわけではありませんので、お手すきの時にご回答頂けると幸いです。
目次
① 内容を確認せず上書きしてしまった「.htaccess」について
当方、先週よりエックスサーバーを契約し、エックスサーバーのキャンペーンドメインで取得したドメインにサブディレクトリを設け、WordPressをインストールして運用の準備をしております。(現段階で、テーマを含め初期設定等 8割型完了した状態。)
当方、初心者ではございますが、様々なWordPress開設サイトを拝見させて頂き、おかげさまでサブディレクトリにインストールしたWordPressサイトをルートのURLで表示させる設定も無事完了することが出来ました。
その後、サーバーやWordPressについて勉強していくうちに、「.htaccess」というファイルがどれだけ重要なファイルかを知りました。
上記URL表示の設定手順で、サブディレクトリにある「index.php」と「.htaccess」を1回層上のpublic_html内にコピーする手順があると思うのですが、今思い返すと、public_html内に既に別の「.htaccess」ファイルがあった事を記憶しております。
さらにその「.htaccess」ファイルの内容を確認せず、サブディレクトリの「.htaccess」で上書きをした覚えがあります。
当初、エラーが出ることもなかったため、気にもとめていなかったのですが、public_html内既存の「.htaccess」をバックアップもせずに上書きをしてしまったことにより、今後何か重大な不具合が起きるのでは無いかと心配しております。
今となっては、public_html内に既にあった「.htaccess」ファイルの内容を知るすべは、すべてを削除し、最初からやり直しをするしか無いと思っていますが、そこまでしてでも、既存の「.htaccess」の内容を確認した方が良いでしょうか?
また、エックスサーバーの既存の「.htaccess」の内容をご存知でしたら教えて下さい。
② 他のウェブサービスに登録する際のURL
上でもお話した通り、サブディレクトリにインストールしたWordPressサイトをルートで表示させる設定しました。
そのため、見た目上は
https://example.comというURLになっています。
このサイトをGoogleアナリティクスや、webサーチコンソール、またはアフィリエイトのためのgoogleアドセンスやその他ASPに登録する際、URLはhttps://example.comで良いのでしょうか?
それとも、https://example.com/wpのようにWordPressのインストール先ディレクトリを含めたURLを登録する必要があるのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、お答え頂ける範囲で教えて頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
htaccessについて
いずき様
ご相談ありがとうございます。
当サイトの記事もご覧になって頂いたようで、ありがとうございます。
htaccessについては、致命的な間違いがあれば サイトを見られなくなる / WordPressが使えないなど、目に見えて不具合が起こる可能性が高いです。
現状WordPressを問題無く利用できている(記事の作成・公開 / 画像のアップロードなど)のであれば、特に問題は無いかも知れません。
エックスサーバーを始め、多くのサーバーではドメイン設定を行った際にドメイン名のフォルダが作成され、その中にhtaccessなどの初期ファイルも生成されます。
ぶっちゃけ、エックスサーバーで適当なドメインを追加しても、ドメイン名のフォルダは生成されるので、生成されたフォルダの中のhtaccessを確認すれば記述内容も判明すると思います。
ちなみに、記事公開時点でエックスサーバーのドメイン名フォルダ/public_html のhtaccessの記述は以下の通りです。
この記述は、エックスサーバーの機能「Xアクセラレータ」に関する記述のようです。
SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_NoCacheMode=off SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_StaticMode
これは、サーバー独自の記述ではあるので、エックスサーバーに引っ越しした際も持ってきたhtaccessにこの記述を入れました。(XアクセラレータをONにしたので)
逆に、他のサーバーからhtaccessを移転してくる際は、旧サーバー独自の記述が不具合の元になるケースもあるので、注意が必要です。
他、ウェブサービスに登録する際のURLについては、
・TOPページURL / 一般設定のサイトURL
で構いません。
WordPressアドレス(/wp/)はあくまでWordPressをインストールしたファイルパスにすぎません。(画像やCSSといったファイルのパスに/wp/が付く)
実際に example.com/wp/ とアドレスバーに入力しても、404ページとなるのではないでしょうか。
各種登録は、/wp/なしのもので行うよ良いでしょう。
参考にして頂ければ幸いです。
お世話になっております。
お忙しいなか、大変迅速でご丁寧なご回答を頂き、誠にありがとうございます。
おかげで、モヤモヤが晴れました。
おっしゃる通り、エックスサーバーの初期ドメイン内のhtaccessを覗いて見ると記載頂いた、「Xアクセラレータ」に関する記述がございました。
当方も、こちらをコピーして、WordPressがインストールしてあるディレクトリのhtaccessに貼り付けを致しました。
現状エラーが無ければ問題ないとアドバイスを頂きましたので、安心いたしました。
今後エラーが起きた際に考えれば良いことですね。
また、WordPressのURLアドレスについてですが、こちらも大変勉強になりました。
ただ、当初WordPressサイトのメンテナンスのしやすさや、ルートディレクトリの見た目考え、サブディレクトリにWordPressをインストールしましたが、
殆どのWordPress初期設定等を解説したサイト様は、ルートディレクトリにインストールしたことを前提として解説されているため、思ったよりも初期設定でつまづく場面がありました。
そのため今後、トラブルが起きた際、自分自身で設定した内容を思い出せるか不安ではあります。
そういったことを考えると、今更になってルートディレクトリにインストールしておけば良かったと少々後悔しております。
いずれにせよ、悩んでも仕方ないので設定よりも、コンテンツをしっかりと作り上げることが出来るよう努力したいと思います。
今後とも、貴サイトを参考にさせて頂ければと思っております。
また、どうしてもググっても分からず、つまづく事がありましたら、こちらで質問させて頂ければ幸いです。
ありがとうございました。
いずき様
コメントありがとうございます!
参考にして頂けたようでなによりです。
サーバーの状態によって色々と変わってくるのでリサーチするのも大変ですよね。
僕自身もやり始めの頃はかなり苦労しました。
僕も/wp/で区切ることが多かったのですが、1サイト単体で運用するような場合や、WordPress以外のファイルを置きたい場合以外はルートにインストールする方が手間が少ないかな~と最近は思っています。
また何かあればご相談下さい^^