WordPressでファイルをダウンロードさせてカウントもしてくれるプラグイン Download Manager。
大変便利で、更新も頻繁に行われているプラグインです。
2014.11.22 ver2.7.1にアップグレードしたところ、旧バージョンで使用していた
ダウンロードリンクが無効に!
パッケージ自体が消えた!
他にも投稿内の文字が消えた!
なんて影響がある人が居るかもしれません。
(言っちゃうとdownloadmanagerのCSSにcolorがimportant指定されているものがあるのです)
解決方法をまとめたのでシェアします!
目次
WordPress Download Manager 2.7.xのダウンロード
- プラグイン名
- WordPress Download Manager 2.7.x
- サイトリンク
- [browser-shot width=”600″ url=”https://wordpress.org/plugins/download-manager/”]
プラグイン > 新規追加 > Download Manager で検索・有効化
メニューにDownloads ができるので、 Add Newでカスタム投稿形式でファイルを追加できます。
旧バージョンでアップしてたファイルがダウンロードできなくなった!!
ブログで最新バージョンを試そうとしたところ、パッケージの一覧に何も表示されなくなり、シュートコードで表示していた部分も空白になってしまいました。
超ビビりました。
クライアントサイドに納品している方はアップグレードの際には気をつけましょう。
ちゃんとテスト環境で試してね!!
ファイル自体は残っています。
結論から言うと、データやアップロードしたファイル、パッケージはちゃんと残っています。
ファイルはFTPでも確認できます。
最新版にした時に、一旦旧バージョンの物として無効になるような形です。
旧バージョンのパッケージを移行:Migrateする
migrate の意味は「移住」です。
つまり、旧バージョンのパッケージを新バージョンに移行するという設定が可能です。
管理画面から Downloads > Setting > Migrate に移動します。
すると、旧バージョンでファイルをアップし、作成したペッケージの一覧が表示されます。
アップグレード直後に確認すると、MigratedのステータスはすべてNoになっていると思います。
Please don’t select more then 100 packages at a time
一度に100以上のパッケージを選択しないでください
とあるので、その点は注意しましょう。
移行するパッケージにチェックをいれてSave Settingすれば、
All Filesで旧バージョンのパッケージが確認できるようになります。
ダウンロードのカウント等もそのままでしたので、そちらも影響なさそうです。
アイコンを選びなおす必要あり
アイコン画像がリンク切れになるので、パッケージの編集から、Iconsを選択し、
アイコンを選びなおしてあげましょう。
以前対応していたデザイン系のショートコードは使えません
以前はビジュアルエディタからデザインの変更等もできました。
↓こんなショートコード
[[wpdm_file id=1 title=”true” desc=”true” template=”facebook drop-shadow raised” ]]
これらは廃止されたようです。
なので、上記のようなショートコードを使っていた場合、ダウンロードリンクが非表示になる可能性は高いです。
[[wpdm_file id=1]]
という基本のショートコードで表示させていたなら、それに影響はありません。
Migrate後はダウンロードリンクも旧ショートコードで正常に表示されます。
ただし、最新版でのショートコードは
[wpdm_package id='パッケージのID']
という形になりましたので、新規追加の際は気をつけましょう。
※古い記述のシュートコードが今後のアップグレードで非対応になることも充!分!考えられます。できれば新しいショートコードに置き換えた方がいいかも!?
パッケージの作り方等は以前とそんなに違いはないです。
基本的な操作は変わっていませんね。
Add Newから投稿する感じで、タイトルと本文を入力し、
Attach File
からファイルをアップロード
File Setting
でアイコンの選択、ダウンロードカウントや上限、権限等を決定し、公開という流れです。
使えるショートコード
配布元を見ると、スライド機能やカルーセル機能があったりしますが、それらは有償版のようですね。
デザインテンプレートもあるのですが、これも有償版かな??
Red Blue Xmas なんてのがあります。
下記以外はFree版では提供されていないかもしれません。
通常のショートコード
ショートコード
[wpdm_package id='1194']
表示例
全てのパッケージを表示する
ショートコード
[wpdm-all-packages]
表示例
画像にしました。
なぜかと言うと、
TITLE列のリンク
・・・/download/ページ(パッケージ)タイトル になって、404になります。
CATEGORIES列のリンク
・・・こちらは現在のページのURLに?wpdmc=downloadというクエリ文字がくっついて遷移し、再読み込みになります。
DOWNLOAD列
・・・こちらは通常のダウンロードリンクのようです。
DownloadManagerは確かにカスタム投稿形式でパッケージを増やしますが、投稿のページについては表示されない仕様だったはずです。
それがなぜか2.7.1では/downloadにアーカイブされています。
これ、もしdownloadってスラッグのページ作ってる方がいたらもっと大事になるんじゃない???
アーカイブされたページについても、きちんと投稿が表示されるならまだいいです。
404になりますからね。(もしかしたらパーマリンク設定とかで違いもあるのかも知れませんが)
正直、『不具合なんじゃ・・・』ってレベルです。
カテゴリ指定で表示する
ショートコード
[wpdm_category id="download"]
表示例
投稿内の文字が消えたんだけど!?
この子のせいです;;
red blue xmas 等のテンプレートは無償版だと非対応かも?という話をしましたが、、、、
CSSのクラスはあるんですよね。
redというクラスを追加して投稿内のテキストカラーを変更していたのですが、
DownloadManagerに
.red,他にも色々 {color: #ffffff !important;}
があるので文字が真っ白になって隠しテキスト状態になって焦りました。
慌てて既存のCSSをimportantで上書きしましたよ。。
いや、importantなんか使わずにプラグインの出力範囲で優先順位指定して欲しいですね。
以前はずっとページネーションクラスに悩まされていましたが、
(旧バージョンにあるクラスと、Twenty Fourteenのページ送りのCSSが重複した)
今回のアップデートでそれが無くなったので安心していたら・・・・
こんな事になるなんて!!!
他にこんな現象も?
サイト内検索結果にDownloadManagerで作成したパッケージが表示されました。。
しかも表示された結果をクリックしてパッケージのページに行くと404に飛ぶという。。
これは嬉しくない。。
まったく嬉しくない。
これについてはいくつか方法を模索中。
まとめ
多少機能は限定されてしまいましたね。デザインテンプレートとか。
ショートコード探したり試したりしたけど無かったんですよね。
発見したら教えて下さい!!
プラグインの宿命ってやつですかね。
便利な機能を簡単に実装できるのがいい所ですが、こういう危険性も孕んでいます。
アップグレードの際は気をつけなきゃと頭ではわかっていましたが、今回身をもって痛感しました。
当方ではダウンロードファイルが少なかったので少ない修正で事なきをえましたが、
たくさんダウンロードパッケージを作ってた人は、仕様が安定するまで旧バージョン利用するのも手かもしれません。
また、やっぱり旧バージョンが良い!!という人は下記をご参考に。
nelog.jp様で、こんな記事が紹介されていました。
同じような現象に見舞われたようですが、バージョンを過去の物に戻す方法などが紹介されています。
WP Download Managerを2.7.1に更新したらダウンロードリンクが表示されなくなった…なんて場合の復旧方法
この記事も紹介していただき、ありがとうございます。
アップグレードで困る人が少しでも居なくなるといいですね!
※アップグレードしてMigrateした後にダウングレードしたらどうなるの??
nelog.jp様ではMigrate>ダウングレードしても問題なかったそうです!情報ありがとうございました!
というわけで、本当にクライアントに納品している人は気をつけてね!!
以上、Download Manager 最新版の注意事項でしたっ!!
こんにちは、寝ログの記事を紹介していただいてありがとうございます。
ダウンロードマネージャをアップロードしてリンクが表示されなくなったときに、このページのおかげで現象が自分だけじゃないことがわかるとともに、復旧できることもわかり助かりました。
僕はアップグレード後、こちらの記事を参考にMigrateしたあと、どうしても仕様が合わずダウングレードしたのですが、ちゃんと元に戻りました。
なんか大丈夫だったようです。
それにしても、最初表示されなくなったときは肝を冷やしました…。
わいひら様
ご丁寧にコメントありがとうございます!
僕も紹介して頂いてからわいひら様の記事を拝見し、
「確かにこれだけ仕様変わったら旧バージョンに戻したい人も多いだろうな」と思い紹介させて頂きました。
情報提供もありがとうございます^^
本当に、焦りましたよね。。。
はじめまして、悠木です。
ダウンロードマネージャーは2.7.xから別物のプラグインを扱っている感じです。
最初から作り直しているみたいなので別物ですよね。
なぜ、同じ名前で作ったのだろうか。
私もredクラスなど色ごとにクラスを作っていたので文字が消える問題が発生しました。redとかgreenになぜ#FFFFFFを指定したのか意図がまったくわかりません。
なぜ、同じ名前で作ったのだろうか。
修正されることを期待しています。。。
redやgreenクラスにcolor:#FFFFFFを指定するのは明らかにおかしいと思います。
不具合というか、もう嫌がらせな気がします。
悠木様
コメントありがとうございます!
本当に、謎仕様変更ですね。
テンプレートの背景に併せて白文字にしたのでしょうけど、
.WDM独自クラス .red
ならまだ分かるんですけどね。
.red なんて誰もが使っていそうなクラスになぜimportant指定したのか・・・
新バージョンも出ているようですが、試すのが怖いです(笑)
急に仕様が変わったもんで参考になりました。
現バージョンの見た目もいいんですが、カウンターの表示ができなくなった?と思うんですが、
廃止にもでもなったんですかね…
どちらにせよこれから旧バージョンを使い続けそうです。
ぱむぱむ様
コメントありがとうございます。参考にして頂けて光栄です。
DL数の確認は管理画面からだけになってしまったかもしれませんね・・・
パスワードについても、設定はできるものの入力フィールドが出ず、ダウンロードだけできなくなるという始末でした(笑)
どちらも、ショートコードがあるのか調べてみたのですが見つけられませんでした。。。
この記事を書いてからアップグレードはしていないので、改善されているかもしれませんね。
ちなみに、http://www.wpdownloadmanager.com/downloads/free-add-ons/
フリーのアドオンも色々あるようですね。(デザインテンプレートもこのあたりかな??)
また何か分かったら記事にしたいと思います。