異業種・未経験からの転職体験談。IT系は求人倍率が高く、転職の選択肢としては大いにアリ!

建設業 施工管理(現場監督 測量など)からIT系(web制作・コンサルティング)に転職し、独立するまでの体験談を書きたいと思います。

一言に”IT系”と言っても様々な業務内容に分かれますが、WEB系やアプリ開発はもちろん、AI・IoTなどで今後も需要が高まる分野のため、求人倍率も高く、技術者を求めている企業が多い状態にあるのです。

体験談を語る前に言っておきたいのは、未経験から異業種に転職するのは決して簡単なことではないということです。

転職にも時間がかかることが多いですし、就業当初は収入が下がることも覚悟すべきかもしれません。

「今の仕事が嫌だから職種を変えたい」ではなく、「IT系にやりたいことがある 成功したい」という明確な目的があった方が良いでしょう。

IT系の業種 仕事内容

ITとは情報技術(information technology)を指し、その業務内容も以下のように様々です。

インターネット業界・Web業界ならWEBデザイナーやWEBディレクターなど・・・
インフラ・ネットワークエンジニアはサーバーの運用やECサイト(通販サイト)構築など・・・
システムエンジニア・プログラマーはゲーム開発、アプリ開発などなど・・・
分野によっても様々なプログラム言語が使われ、デザイナーからシステムエンジニア(SE)、プログラマーが活躍しています。

例えば一言”デザイン”と言っても、WEBサイトのデザイナーもいればアプリゲーム画面のデザイナー、CGのデザイナーなど、タイプは様々。利用するプログラミング言語や開発環境も変わってきます。

さらに同じWEBデザインでもアーティストサイトと企業のコーポレートサイトでは求められるデザインや機能も別になります。

アーティストサイトならインパクトのあるデザインが求められることが多いですし、コーポレートサイトの場合は集客やSEO対策(検索エンジンからの集客を増やす施策)も考えなくてはいけません。

IT系って、仕事の幅がものすご~~~く広い業界なのです。

WEBサイトやアプリは様々な業界で導入しているので、ある程度”どんな業界の仕事にも携われる”というのは強みかもしれません。

転職(退職)理由や志望動機

面接対策にもなりますので、転職(退職)理由や志望動機についてはしっかりと考えてみましょう。自分を見つめ直すつもりで。

例えば、「今の会社が嫌」「今の仕事が合わない」と思っても、その原因は現在務めている企業の環境が合わないだけかもしれないのです。業種では無く、会社を変えるだけでも改善されるケースはあると思います。

志望動機も必ず聞かれるものなので、
なぜその業界を選んだのか
どんな業務内容なのか
その業界でどんな仕事がしたいのか
これらは必ずリサーチすることをおすすめします。

面接で退職理由を聞かれて「今の仕事が嫌だから」という人はあまり居ないと思いますが、採用側から考えてもネガティブな理由で動く人よりもポジティブな理由で動いている人の方が好意的に受け止められますよね。

僕の転職までの流れ ~建設業界からIT業界へ~

簡単ではありますが、僕が経験した大まかな転職の流れをご紹介します。

2007年 26歳
高専を出て5年ほど建設業界に
2008年 27歳
石材店でデザインやWEB担当を務める。
2009年 28歳
事務職からPhotoShop、専用CADでのデザイン業務を行い、サイト運営をしたことでSEO対策の大切さを知り、WEBの事をきちんと勉強したくなってデジハリに入学
2010年 29歳
仕事もやめ、勉強に専念。並行して就職活動を行う
2011年 30歳
契約社員としてシステム系の企業に入社
2012年 31歳
正社員として登用 デザイン・EC運営・システム等に幅広く携わる
2013年 32歳
独立
2014年 33歳
自分での営業や紹介案件
2015年 34歳
ランサーズを始める
2016年 35歳
ランサーズで認定ランサーになる
2017年 36歳
ランサーズではなく、自社サイトで集客・収益化
2018年 37歳
現在

IT・WEB系(具体的にはWEBデザイナー)への道を志したのが28歳頃で、契約社員として入社したのが30歳頃だったと思います。このように、勉強期間も入れて2年はかかっています。

アルバイトもしましたし、派遣のお仕事を探したりもしました。勉強と並行して少しでもWEB系に近い業務の実績を積めるように努力しました。

利用したスクールや制度については、以下で詳しくご紹介します。

異業種・未経験からIT系への転職に必要だったもの

異業種かIT業界への転職に必要だったもの、あって頼りになったものは、なんと言っても”学習”“相談できる環境”でした。

勉強するならスクールはオフライン(教室)がおすすめ

もし、しっかり勉強するつもりなら、個人的にはオフラインの教室をおすすめします。独学や自宅でできるオンラインコースが悪いとは言いませんが、毎日教室に通って他の人と机を並べて勉強するというのはかなりの刺激になります。

リアルタイムで質問できるのもありがたいですよね。

厚生労働省「求職者支援制度」

厚生労働省の求職者支援制度。以前は基金訓練と言って、国の支援を受けて職業訓練ができます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyushokusha_shien/

雇用保険を受給できない求職者に向け、職業訓練によるスキルアップを通じて早期の就職を支援してくれる制度です。本人や世帯全体の収入などの条件はありますが、きちんと出席さえすれば給付金を受給しながら勉強ができます。

WEB系・システム系のコースは意外と充実しており、僕はWEBデザイン系もアプリ開発系のコースも受講しました。

求職者支援訓練 検索
http://nintei.jeed.or.jp/kyushokushien/search/list.xhtml

メリットはなんといっても、給付金をもらいながら勉強できる点です。

当時で10万位だったと思いますが、奨学金のような融資を受けられる制度も併用し、それだけでもなんとか暮らせるくらいの額になったのです。(現在の給付金制度については上記公式サイトでご確認下さい)

一人暮らしをしていると、バイトや仕事をしながら勉強することになります。一日中勉強するために、平日はこの訓練制度を利用して勉強し、週末は有料のスクールに通っていました。

難点としては、通う人のモチベーションも様々という点です。裏事情を言ってしまえば、”給付金目当て”と思われても仕方がないようなモチベーションの方も中にはいらっしゃいます。仲間と切磋琢磨・情報交換といったことは必ずしも期待できないこともあるでしょう。

有料のスクールにも通いました

時期を同じくして、有料のスクールも受講しました。デジハリのWEBデザイン系のコースです。9か月で軽の新車を買えるくらいのお金はかかりました。週末だけのコースですが、平日も教室のパソコンなどは使い放題でした。

PHPコースを受講した時に講師の方に教えてもらったのがWordPressとの出会いで、そこからWordPressにはまりました。

WordPress(ワードプレス)というのはブログ感覚でHPを更新できるシステム(CMS)の事で、国内はもちろん世界的にもシェアの高いシステムです。もしWEB系の仕事に就きたいなら勉強して損はないでしょう。
世界シェア約60%!CMS WordPressが人気の理由とメリット・デメリット

当時は選択肢が
1.デジハリ
2.HAL
3.ヒューンアカデミー
位しかなかったと思いますが、今はかなり選択肢が増えています。

長期間通う事になる場所なので、しっかり見学もした方が良いでしょう。評判の良さそうなオフライン(通うタイプ)のプログラミングスクールをピックアップしました。

Tech Boost(テックブースト)

最近イベントがあって訪問した株式会社Branding Engeneerは転職エージェントですが、エンジニア、プログラマ、SE、フリー・社員を問わず様々なサービスを展開していました。

Tech Boost(テックブースト)はプログラミングスクールで、3か月のカリキュラムの中でHTML CSSなどの基本的なマークアップ言語から、Ruby、Ruby on Rails、データベース、Ruby on Rails などを学び、オリジナルのWEBアプリケーション開発を支援してくれます。(AI、IoTなどのトレンドも学べる!)

最終的にFacebookのメッセンジャーのようなシステム、Twitter、InstagramのようなWebアプリケーションを開発される方もいるというから驚きです。例えば、オリジナルアプリを開発して起業を志す人が、自身でのアプリ開発をサポートしてもらうための一つの手段として通う事も可能ということでした。

キャリアチェンジ・キャリアアップにも役に立ちそうなサービスですね。
Tech Boost(テックブースト)

そして、同じく株式会社Branding Engeneerで運営しているエンジニア特化の転職サイトがTechStars(テックスターズ)です。8割がエンジニア案件。エンジニアに”強い”転職サイトはあっても、ここまで特化している転職サイトは無かったのではないでしょうか。
TechStars(テックスターズ)

更にフリーランスに福利厚生や給与保証、交通費支援を付与した働き方を提案してくれるのがMIDWORKSというサービスです。
フリーランスとして独立し、生活は成り立っていますが、やはり収入面の安定性や働き方、税制、保証面・社会的信用などなど。これらの悩みはつきものです。MIDWORKSはこういった悩みを取り払い、正社員の安定感ととフリーランスの自由度を併せ持った働き方を提案してくれるサービスです。
MIDWORKS

株式会社Branding Engeneerの学習から転職までをサポートする一気通貫のサービスは、まさに異業種・未経験からの転職にうってつけなサービスと言えるでしょう。

侍エンジニア塾 無料体験レッスンあり

侍エンジニア塾はマンツーマンのプログラミングスクールです。転職やキャリアアップなど学習計画を無料コンサルティングしてくれる無料体験レッスンを開催しています。

卒業生の事例や、実際に作られたWEBアプリなども公開されています。
侍エンジニア塾

WebCampPro

WebCampProは転職・就職保証付きの3ヶ月短期集中プログラミング教室で、返金保証といった制度も設置している所に自信が現れています。
WebCampPro

キャリアコンサルティングが重要

就職活動においても、自分の現在のスキルや将来の展望をきちんと相談し、アドバイスをもらうことが重要と言えます。

漠然とIT系に行きたい。WEB系の仕事がしたい。プログラミングを学びたい。ではなく・・・
最終的にどんな業務に就きたいのか・・・
そのためにはどんなプログラミングの知識が必要なのか・・・

自分で調べるだけではなく、スクールの講師などにしっかりと相談し、自分が今すべきことを見極めることが大切だと思います。

僕は最終的にスクールが紹介してくれたエージェントのお世話になって就職を決めたので、ただ転職サイトに登録して企業に履歴書を送るよりも、転職エージェントに相談して現在のスキルや今後のキャリアについてしっかりと相談した方が良いでしょう。

例えば、最終的に制作会社に勤めたいが、実績が足りないのでまずはインハウス(企業内のWEB担当)で経験を積むことを目標にする・・・といったアドバイスも受けられるでしょう。

異業種からの転職で感じたメリット

”異業種から”に関わらず、転職して感じた事をまとめていきます。

世界が広がる

それまで自分は、施工管理の仕事を何の疑問も持たずにこなしてきました。
就職率が高いとかいう理由でなんとなく高専に入り。
なんとなく工学系の勉強をし、建設業界に入ります。
特にやりたいことや夢も無かったんですよね。

家族が体調を崩して一旦この業界から離れるのですが、”一生この仕事がしたいか?”と考えた時、YES!と言えない自分に気が付いたのです。

やりたいこと・興味のあることを改めて考えて、勉強を始めるというのはとても有意義でした。

求人担当に注目してもらえる

求人する側から見ても、
”異業種から転職するなんて、どんな理由があるんだろう?”
”まったく別の事を始めようとするんだから、やる気・バイタリティがあるやつに違いない”
と言った印象を抱いてもらえることもあります。

逆に言えば、なぜ転職を志したのか。前職を辞める理由はなんだったのか。そういった理由にも注目が集まることになるわけです。

もちろんこれは異業種に関わらず、”転職”するなら当然抱かれる疑問なのでそういった部分の理由は明確に決めておく必要があるでしょう。異業種からの転職を逆にポジティブに捉えてもらう工夫をしましょう。

「〇〇がきっかけで、〇〇に興味を抱き、自分もそうなりたいと思って勉強を始めました」
といったものです。

異業種からの転職で感じたデメリット

異業種からの転職で感じたデメリット。たくさんあります(笑)

苦労する

ここまで読んで頂ければわかるように、かなり苦労したと思います。

ただ、僕自身は”初めてやりたいことに真摯に向き合っている!”という感覚だったので、勉強している間は本当に楽しかった。
自分がやりたいことをやる。興味のあることを勉強する。
これがこんなにも楽しい事なんだと気づかされました。(お金を払っているという心理も働きますが)

僕は学生時代けっこう居眠りをするタイプでした。当然ですよね。”施工管理になるんだ!”と志があったわけではないので。

なので疲れていても集中して勉強できるなんて初めての感覚だったかもしれません。

今までの経験が無駄になる?

今までの経験が無駄になるのではないか・・・
異業種転職でかなりの人が心配することではないでしょうか。今までの自分の経験や、前職のキャリアが無駄になるという不安。

意外にも、役に立つ経験が多かったです。

製図でCADを使った経験はAdobeのデザイン系ソフトを学ぶときに役に立ちました。両者に”レイヤー”と言う概念があったためです。

施工管理の仕事は”工期”があります。IT業界には”納期”があります。成果物を納品するまでのスケジュール管理や工程管理に施工管理の経験が役に立ちました。

施工管理では職人さんとの連携やコミュニケーションも大事でした。そういった経験はチームでプロジェクトを動かしていく時に役立ったと思います。(こういったスキルなら、例えば飲食店で働いていても身に着くものだと思います)

おそらくどんな業界に居たとしても、仕事で経験してきたことが何かの役に立つはずです。僕が転職して感じたことは、「どんな経験も無駄にはならないんだな」という事です。

収入が下がる

異業種からの転職の場合、未経験と見なされるので収入が下がる可能性があります。

僕は20代後半でようやく正社員としてシステム系の制作会社に入社しましたが、新卒と同じ給与でした(笑)
僕は5年制の高専だったので短大卒の給与と見なされました。社会人経験のない大卒より低い給与というのは正直辛かったですね。

その後、大幅に給与をアップしてもらうというお話も頂いたのですが、体調を崩したこともあり退職。独立に至ります。

なんだかんだ言っても、お金はやっぱり重要ですよ(笑)

異業種・未経験からの転職 まとめ

まず自分がやりたいことを見極める
利用できる制度は利用する
オンラインよりオフライン 教室に通う勉強方法がオススメ
経験は無駄にはならない
異業種からの転職。誰にでもおすすめできる選択ではありません。

でも、苦労はしたけど後悔はしていません。新しい事にチャレンジするのは素晴らしいことだと今でも思っています。

こんな自分ですが、同じように異業種からの転職で不安や悩みがあれば聞く事くらいはできるので気軽にコメント等頂ければと思います。

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