アフィリエイト記事のキーワード検索順位について。表示順位はどの程度まで上げればいいのか?というご相談を頂きました。
目次
検索順位について
こんにちは。
今後のアフィリエイトの進め方についてご意見を聞かせてくださいい。
検索順位については、今までも何回か質問いたしましたが、実際にキーワードを考えて記事を書き、検索順位を調べたとします。
検索順位は、どの程度までいけばいいのでしょうか?
抽象的ですが、サイトのボリュームや運営期間やキーワードがビックワードなのか複数キーワードなのか、ボリュームがどうかによって、いくら記事を充実させても限界があるような気がします。
私的には、とりあえず、30位以内かなと思っています。
現在、250記事でサーチコンソールで平均50位です。
30位以内は1000クエリ中80ほどです。
この状況で、
①さらに順位のいいものをよりよくする
②30位以下の記事を充実させる
③もっと記事を増やし順位よりサイトを充実させる
どれが最適でしょうか?
また、順位の変動は、GRCなんかで日々チェックしたほうがいいのでしょうか?
以上よろしくお願いいたします
理想はやはり1ページ目
>nakasさま
ご相談ありがとうございます。
やはり、理想は1ページ目です。
CTRの目安については海外のマーケティング企業がリサーチした例が様々なサイトで取り上げられています。
CATALYST(2013)
https://www.suzukikenichi.com/blog/top-organic-serp-listing-gets-17-16-percentage-ctr/
NetBooster (2014)
https://www.suzukikenichi.com/blog/click-through-rate-data-by-netbooster/
Internet Marketing Ninjas(2017年)
https://www.internetmarketingninjas.com/blog/google/announcing-2017-click-rate-study/
2017年 Internet Marketing Ninjas の集計したCTR
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
概ね検索1位が20%~
8位以降になると2%を切ることもあるでしょう。
この割合と、狙ったキーワードの検索ボリュームからおおよそのクリック数を考えることができます。
検索ボリュームが多くても、順位が低ければクリックは少なくなる。
検索ボリュームが少なくても、順位が高ければ結果的にビッグワードよりクリックが多くなることだってあり得ます。
これがロングテールワードの施策が有効であることの根拠の一つだと思います。
あとは、自分の記事の中でも
・表示順位は高いのに、クリックが少ない
・表示順位は低いのに、クリックがある
といったものがあると思います。
こういった記事をリライトしていくことでよりクリックを多くすることができるでしょう。
表示順位は高いのに、クリックが少ない
これは、「そのワードで検索した意図が、タイトルと合っていない(クリックしたいと思われない)」ということが考えられます。
この場合は、タイトル(検索結果に表示されている文字)を見直すことでクリックを増やせるかもしれません。
表示順位は低いのに、クリックがある
表示順位が低いのに、割とクリックがあるワードもあると思います。
例えば「商標or商品名 + クチコミor評判」などは、1ページ目に公式サイトやAmazon/楽天 が来ることが多いため、ユーザーのリアルな口コミを探している人は2ページ目を見ることも多いと思います。
「商品名 + 仕様(成分や部品や、使い方に関するワード)」なども同様です。
こういったワードは、コンテンツをよりよくすることでコンバージョン率を高めることができるかもしれません。
ご相談頂いた
①さらに順位のいいものをよりよくする
②30位以下の記事を充実させる
③もっと記事を増やし順位よりサイトを充実させる
に応えるとしたら、
>①さらに順位のいいものをよりよくする
上位~2ページ目などは、タイトルやコンテンツを見直してみる
>②30位以下の記事を充実させる
>③もっと記事を増やし順位よりサイトを充実させる
20~30位のクエリだと、そのワードを”含む”記事がランクインしている感じが多いのではないでしょうか。
そのワードズバリなタイトル・テーマの記事が無ければ、それを作る事でそのワードが上位化する可能性があるでしょう。
(20~30位のクエリに応えられる記事の作成)
トレンド記事も取り入れる
後は、トレンドを取り入れた記事などは比較的上位化しやすいです。(ある程度早さも求められますが・・・)
・テレビで取り上げられた
・ニュースになった
・ネットで話題になった
・有名人が利用した
・CMになった(芸能人の名前を絡めた記事)
こういった記事は結構やる意義があると思います。
こういった記事で来た訪問者を、そのサービスの紹介ページに誘導かつ、被リンクしてあげることでサイトを充実させていくことができるでしょう。
順位チェックの必要性
検索順位のチェックですが、最近は特に順位の変動が大きいです。
3/15前後もかなり大きな変動がありました。そういった変化をいち早く知ることができれば、その後の記事作成の方向性も決めやすいでしょう。
例えば僕は育毛剤関連のコンテンツも持っているのですが、3/15以降 薬効や薬の名称に関する記事がガタ落ちしましたね(笑)
なので、順位が下がったコンテンツはとりあえず様子を見て、順位の残っているかつら・植毛のコンテンツを伸ばそう・・・など、方針を決定できます。
他にも、ある程度順位の高いコンテンツがあったら、それ関連の記事をもっと増やして被リンクし、さらに上位を目指そう・・・とかですね。
記事やクエリが多くなってくると、これをサーチコンソールから行うのが大変になってきます。
僕も一人で色々なサイトを作っているので、効率化という意味でもこういったツールはおすすめです。ちなみに、下記記事ですが、結局モバイル版だけを導入して利用していますね。
GRC とGRCモバイルの違いやデータ移行方法の注意点
参考にして頂ければ幸いです。
こんにちは
ご意見ありがとうございます。
トレンド記事は、確かに有効かもです。あとは、季節やイベントですね。
やはり、皆さん順位が下がってるみたいですね。
以下のようなことがあったらしいですよ。
「比較的大規模なアップデートが2019年3月12日に行われたようです。
公式な情報としては以下があげられます。
https://twitter.com/searchliaison/status/1105842166788587520
」
色々調べた結果あまり、気にしないことにしました。(笑)
あと、色々なサイトを見て、記事の構成の重要性に気が付くことが出来ました。
今までは、何となく書いていたようで、結論を頭に持ってくるとか、
少し既存の記事を見直そうと思ってます。
>nakasさま
コメントありがとうございます。けっこう打撃を受けたサイトもありますね^^;
「検索結果にきちんとキーワードが表示されているか」
「冒頭や見出し(目次)でどんな記事なのかわかる」
というのは大切ですね。SEO的にとかはもちろんですが、検索意図にマッチしているかどうかという点においても重要です。