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無料で利用できるクラウド会計ソフトをまとめました。「freee」や「やよいの白色申告オンライン」便利機能もご紹介

フリーランスになって4年程経ちます。この時期の確定申告は毎年憂鬱なわけですが、これまで色々な会計ソフトを渡り歩いてきた経験から、割とずぼらな方にもおすすめできるクラウド会計ソフトをご紹介します。

無料プランや無料お試しが利用できる
やよいの白色申告オンライン
MFクラウドフリー
free
をご紹介します。

独立したばかりの方には白色申告もおすすめ

会計の業務というのは、本業と関わりのない分野なのでリソースを割くのはもったいないのですが、しっかり確定申告や節税をしないと結果として税金は高くついてしまいます。

よし、独立開業した!青色申告だ!

そんな風に息巻いてた時代もありました。

しかし、独立したての1~2年目は顧客開拓・営業活動も忙しく、会計のことまで手が回らないということも多いのではないでしょうか。

青色申告も考えましたがいざ向き合うと面倒なことが多く、結局白色で落ち着いています。

独立したてのフリーランスの方はまずは白色申告で様子を見ながら会計の流れを身に着けるのが個人的にはおすすめですよ。(領収書溜まっても会計の簡単な白色ならなんとかなるしね!)

白色申告でも経費にできるものは多いので自分的には十分です。青色にして節税額が多くなっても、その分リソースやかかるお金が多くなるのであれば白色で十分と考えました。(かかるお金は経費になるわけですが・・・)

そして、白色申告なら無料でつかえる弥生が至上じゃない?という結論に至りました。

以前は無料プランは無かったと思うんですよね。リサーチしてよかった!

家事按分(あんぶん)・家賃や光熱費の一部を”経費”にしよう!

個人事業主・フリーランスで活動するメリットとして、この家賃や光熱費を経費にできるというものがあります。

会社員時代にはそういう意識はなかったと思いますが、しっかり経費を形状すればそれだけ節税することができます。

このような税金対策は白色申告でも利用できるのです。

家賃

家賃を経費にできる!仕事場に利用している場所の面積の割合などで、経費に計上できます。

電気代

電気代も利用している時間の割合などから一部を経費に計上できます。

携帯電話やインターネット回線

WEB系の業務であれば必須のネット回線も使用割合に応じて経費にできます。

レンタルサーバーなど

業務に利用しているレンタルサーバー・ドメイン代金なども経費にできます。

業務に関係しているものなら、まずは経費にできないかリサーチしてみましょう。

白色でも専従者に給料を出せる!

白色申告でも、配偶者に仕事を手伝ってもらって専従者給与を出す事ができます。白色申告なら最大で86万円控除できるのですよ!

専従者が配偶者の場合は86万円
子供や祖父母など、配偶者以外の専従者の場合は50万円
控除することができます。
(※この控除をする前の事業所得等の金額を専従者の数に1を足した数で割った金額のどちらか低い金額が事業専従者控除額となります)

ただし、
生計を一にする親族であること
15歳以上であること
6ヶ月以上従事していること
が条件です。

例:配偶者がパートと掛け持ちの場合
専従者給与 + パートの給与 で奥さんの収入を計算することになる点に注意しましょう。
計上できるのは86万円までというだけで、それ以上の給与がある場合はそれも奥さんの収入になります。

※僕自身がリサーチした内容や経験から記事を書いていますが、専門家ではありません。情報の整合性についてはご自身でも調べましょう。

国税庁 事業専従者控除
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2075.htm

会計ソフトをどれくらい利用していけるか

月にどれくらいのリソースを会計に割けるかも考えてソフトを選びましょう。

僕は2年程freeeを利用していました。非常に便利なソフトで機能も豊富です。

WEB系フリーランスの会計は商品の仕入れも無いですし、消耗品費も他業種に比べて少ないです。会計自体は簡単なのでついつい溜めてしまうんですよね。

結局数か月分まとめてやるので月額税込1000円以上となるとちょっともったいないんです。豊富にある機能を結局使っていないもので。。。

逆に、溜めて溜めて一気に確定申告作業しても2~3日でできちゃうのがfreeeのすごい所でもあります。

最終的に
『まだしばらく白色申告でいいや。』
『・・・なら、無料のでよくない?』

という決断に落ち着きました。

無料で使える「弥生のクラウド確定申告ソフト」MFクラウド確定申告会計ソフトfreee
無料プランの特徴●サポートなし(FAQ利用可)
●機能限定なし
●仕訳エクスポート可(PDF)
●毎月仕訳15件
●登録から30日のみチャットサポートあり
●仕訳データのエクスポート無し
各プランに対応した機能を無料で利用できるが、制限もあり
freee 無料プラン・お試しプランの機能制限
最安値プラン最安月額換算 666円
●通常8,640円/年(税込)
●キャンペーン価格初年度
4,320円(税込)
最安月額換算 666円
●月額800円 /月
●年額8,800円 /年
最安月額換算 816円
●980円 / 月(税抜)
●9,800 / 年(税抜)
※2018.3.2 リサーチ 最新の情報は公式サイトにてご確認下さい

MFクラウド

出典:MFクラウド


MFクラウド確定申告

MFクラウドにはずーっと無料で使えるフリープランがありますが、月の仕訳が15件までという縛りがあります。WEB系は仕訳が少ない業種だとは思いますが、取引先数社・サーバー数社あれば簡単にそれ以上にはなってしまいますので、ちょっと少ないですよね。

freee

出典:freee

出典:freee 無料プラン 機能制限

freeeの無料プランというのは、結局は”お試し期間”であるという点に注意しましょう。ずーっと使えるものではありませんが、初年度で試してみるというのも良いでしょう。


会計ソフトfreee

取引テンプレートが楽ちん

freeeは取引のテンプレートを登録しておけるのがかなり便利で、取引先や経費の種類ごとにテンプレートを用意しておけば、日付を選ぶだけで入力が完了していきます。

freee 取引テンプレート

取引テンプレート

勘定科目や金額なども決まっていれば入力しておけます。

テンプレートの作成画面

日付をさかのぼって入力する場合の便利な方法

後から溜めてやる人は、テンプレート入力の時に日付の選択がちょっと面倒かもしれません。

発生日をさかのぼってテンプレート入力したい場合は、先に日付を選んでおきましょう。

日付入力

すると、テンプレートを選んだ時に設定した日付が先に入力されます。(あとは発生日になるよう微調整)

freee テンプレ入力 3

インポート機能

インポートなどもあるので、エクセルなどでまとめてからインポートするのもありです。

例えばカード支払いにしている場合、明細などがCSVでダウンロードできることがあります。それらをインポートすることで、発生日や金額の入力が省略でき、間違いもなくなります。(freeeの場合はエクセルに対応)

他の会計ソフトも同様だと思いますが、読み込んだデータに、ソフトにある項目名を選択して割り当てることで、データを決定していきます。

freee CSVインポート機能

ただ、ちょっと面倒なのが支出の場合は金額にあらかじめ「-」を付けないといけません。

2000円の支出にしたいならデータを-2000にしないとその後の処理が上手くできませんでした。

「-」が付いたデータに対して、支出に対応する勘定科目(交際費 消耗品費など)が設定できるようになるのです。

freee 使い方 (4)

後述のやよいの白色申告オンラインは、インポート時に入金か出金かを選ぶことができるので、元のCSV編集が最低限で済みます。

インポート機能はやよいの方が親切に感じました。

他、以前書いたfreeアプリ版の簡易マニュアルなんかもあるのですが、実際それほど使わなかったのでご参考までに(笑)
freee アプリ 使い方

やよいの白色申告オンライン

出典:やよいの白色会計オンライン


無料で使える「弥生のクラウド確定申告ソフト」

やよいの会計ソフトは老舗で一番知名度があるのではないでしょうか。

僕自身も1~2年目の時に利用したことがありました。でも、記憶によるとその時ってずっと無料で使えるものではなかったんですよね。(初年度のみ無料とか、期間限定で無料とかだったと思います。)

しかし、今回改めてリサーチしたら、白色確定申告オンラインにずーっと無料のプランができているではありませんか!

ちょっと使ってみると便利便利!他の会計ソフトでは限定されているような機能まで、無料で使えたりしますからね!

やよいのインポート機能が親切!

やよいの白色申告オンラインはインポート機能がかなり充実していて親切でした。

データをインポートするとこのように取り込まれます。

やよいの白色申告 インポート

入金と出金の欄を別々に設定できます。他のソフトのインポートだと、数値に「-」を付ける必要があったりするのでやよいのインポートはかなり親切だと感じました。

やよい インポート

出金を設定すると、別の欄に入金も設定する必要があります。そのような場合は空欄を設定すれば問題ありません。

インポート中

インポート中は画面右上にこのようなロード中の表示が出るので注意しましょう。最初はこの表示を見落としていて「あれ、、インポートされない??」と思ってしまいました。

インポートをすると、さらに勘定科目なども個別に設定していくことができます。

やよいの白色申告-オンライン-使い方_15

勘定科目はある程度自動で選択されますが、的外れな事もあるので一応チェックしておきましょう。

もちろん変更も可能です。

勘定科目変更

「表示されているすべての取引を確定する」をクリックで内容を確定できます。

このような機能が無料で使えるのはありがたいですね!

今年からはやよいの白色申告オンラインで行こうかなと考えています。

無料で使えるクラウド会計ソフト まとめ

MFクラウドは無料だと機能限定が多い
freeeは機能が充実しているが、白色申告には多すぎるか・・・?
やよいは無料で十分な機能が使える

今回改めて会計ソフトをリサーチしたら、無料で使えるやよいの白色申告オンラインがかなりお得という事がわかりました。

税込み月額1000円を超えるfreeeはさすがに機能なども充実していましたが、自分にはやよいでも十分ということが分かりました。

とりあえず無料で会計ソフトを使いたいという方にはかなりおすすめできるソフトです。


無料で使える「弥生のクラウド確定申告ソフト」


MFクラウド確定申告


会計ソフトfreee

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