WEBサイト、HP(ホームページ)はあるのに、
なかなか訪問者が増えない・・・
申込が少ない・・・
そんな悩みを持った企業は多いです。
SEO対策・PPC広告・アフィリエイト広告・SNS戦略などの集客方法について、予算や企業の規模を踏まえてまとめました。
実際に行われる作業工程についてはこちらをご覧ください。
広告運用・SEO対策・更新作業で実際に行われる作業内容や流れ
※予算や企業の規模についてはあくまでも目安です。企業の規模が大きければ割ける予算やリソースも多くなる傾向にあるでしょう。
今回は触れていませんが、サイト運営・集客アップに役立つツールがメルマガ配信システムです。こちらではワードプレスのプラグインや個別の有料・無料メルマガツールをご紹介しています。
おすすめのメルマガ配信ツール・システム、WordPressプラグインなど
サイト運営の土台となるのはレンタルサーバー。ビジネス向けになると様々な機能・スペックが求められます。ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね。
法人・企業・ネットショップ向けのビジネス用レンタルサーバーをご紹介!比較・検討のポイントとは
目次
ダメな例
まず最初に、HP・WEBサイト運営においてダメな例をご紹介します。
作りっぱなしのHPやSNSアカウント
「HPがあればWEBから集客ができる!」そう考えている方も多いかもしれませんが、決してそのようなことは無く、作りっぱなしのHPやSNSアカウントから継続的に集客できるケースは稀だと思います。
HP公開はゴールではありません。どう管理・運営し、ユーザーを取り込んでいくかが重要なのです。
ユーザー目線で考えても、何年も最新情報が更新されていないHPなどは敬遠してしまいますよね。
古い・モバイル対応していない・SSL対応していない
必須というわけではないのですが、是非注目して欲しいのがモバイル対応やSSL対応です。
スマホで見ることができる = モバイル対応 というわけではありません。スマホで見るのに適した形、モバイルフレンドリーかどうかが重要なのです。
こちらのサイトでURLを入力すれば、モバイルフレンドリーかどうかを判別してくれます。
Google モバイル フレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
SSL対応かどうか、つまり、HPのURLがhttpで始まるかhttpsで始まるかどうかです。
SSLによる暗号化通信は、フォームへの入力以外では特に必要ないのでは?と考える方も多いかもしれません。しかし、現在Googleは常時SSLサイトを推奨しており、セキュアでない(SSL対応していない)HPのアドレスバーには「保護されていません」といった警告を表示するようになりました。
FireFoxではカギアイコンに斜線を引いたデザイン。Google Chromeでは「保護されていません」というメッセージが表示されます。今後は赤字で表示されるなど、さらに明示的になっていくとされています。
リスティング広告 PPC広告
PPC広告とは、Pay Per Click ペイパークリック の事で、クリックで課金される広告の総称です。
GoogleやYahooでキーワード検索すると【広告】アイコンの表示されたリンクがあり、PPC広告です。
この広告は入札制で、同じキーワードで広告を出している複数の業者の広告が出てきます。表示だけでは料金はかからず、クリック毎に料金が請求される仕組みです。
リスティング広告とは検索連動型広告のことで、PPC広告の中でも主にYahooとGoogleのことを指すと考えても良いでしょう。
Yahooなら「Yahoo!プロモーション広告」
https://promotionalads.yahoo.co.jp/
Googleなら「Google広告(旧アドワーズ)」
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/
が正式名称です。(2018年9月現在)
予算 小~
リスティング広告は非常に予算を組み立てやすい広告です。
広告1単位(キャンペーンなどと呼ばれます)毎に一日の予算を決定できるため、月の予算の上限を設定して広告を出すことができます。キーワード毎に細かくクリック単価を設定することもできます。
キーワードやジャンルによって単価はまちまちで、競合が居ないキーワードなら極端な話1クリック10円などの低価格で広告を出す事も可能です。しかし、
競合が居ない = 検索自体が少ない
ということも多いので、安くてもクリックが無ければ意味がありません。
企業規模 小~
上記の理由から、個人~小規模の事業でも気軽に導入はできますが、ジャンルによっては1クリック500円~など高額な単価になることもあります。
特に検索ボリュームの多い主要なワード(業種そのもののワードなど)は高額になる傾向があります。
2語の組み合わせを検討したり、潜在的なユーザーが検索しそうなワード(お悩み系のキーワードなど)で広告を出すなど、予算に応じて対策を練る必要があります。
課題
予算さえあれば作り立てのHPにも多くの人を集客することができるのがPPC広告(リスティング広告)の良い所ですが、予算をかけなくては流入が見込めないということにもなります。
例えば
競合が増えれば単価が上がる可能性がある
申込を増やすのに常に広告予算を考慮しなくてはいけません。
そして、ランディングページ(広告をクリックして一番最初に開くページ)の施策にも気を付けなくてはいけません。予算をしっかりと組めるのであれば、LP(ランディングページ)を作りこむことも検討しましょう。
他、法律や公序良俗に反するものがNGなのは当然ながら、成人向けのコンテンツに関しても
Google広告・・・制限あり(広告のポリシー)
Yahoo!プロモーション・・・禁止(掲載できない広告)
禁止事項や制限があります。
導入自体は難しいものではありませんが、運用・キーワード調査などにはある程度のノウハウ・知識が必要です。ある程度の規模になるなら運用代行サービスの利用や専門部署・人員を設けることも考慮しましょう。
SEO対策
SEOとは(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)を意味します。SEO対策とは検索結果にWEBサイトの露出を増やす施策を指します。
予算によってできることも限られてきますが、実際に行う作業としては
HPの最適化(表示速度UPやタグ最適化 など)
内部SEO(サイト構造の見直しや内部リンク)
外部SEO(SNSとの連携や被リンク)
コンテンツSEO(ターゲットユーザーの求める情報を記事として公開し、上位表示を目指す など)
などが挙げられます。
以前はキーワードを詰め込んだだけの意味のないページを量産したり、質の低い被リンクを増やすといった施策も行われてきました。今では”ブラックハットSEO”と呼ばれています。
そういった施策を行うサイトに検索結果に表示されなくなる・順位が下がる”ペナルティ”を与えるなどGoogleのアルゴリズム(検索順位を決める仕組み AI)もアップデートを重ね日々進化しています。
小手先だけのSEOではなく、本当にユーザーが欲しい情報・役立つ情報を公開し興味を持ってもらう・申し込み(コンバージョン)につなげる。そういったブラックハットに対して”ホワイトハットSEO”と呼ばれる施策を行えば、中長期的に流入を増やすことができます。
PPC広告をせずとも検索上位に企業のHPを表示させることも夢ではありません。(PPC広告が必要なくなる・予算を抑えられる)
予算 中~
コンサルティングの予算としては月数万円から数十万円以上というケースも。予算的に大きくなる理由には、初期のキーワード調査や継続的な計測が必要なためです。
【キーワード調査】
ユーザーに必要とされる記事を書くには、どんなユーザーがどんなキーワードで検索しているかを考慮する必要があります。
担当者の方は専門用語を中心に考えることが多いですが、初心者目線でワードを考えることも大切です。
【記事の提案】
記事の提案には、記事のタイトルや見出し構成を連携する形をとります。
膨大なキーワードの中から検索者の意図を考慮して分類を行い、記事のテーマや見出しを決めていきます。(Root-013の場合)
検索ボリュームなどによっても記事の本数や構成を変えることもあります。
【順位計測 アクセス解析】
継続的にアクセス解析なども行い、提案した記事が意図したキーワードで上位に表示されているかどうか。
上位表示されていない場合、何が足りないのか。
こういった調査~提案~解析を繰り返し行っていくことが求められます。
企業規模 中~
基本的に狙ったキーワードの検索ボリュームが多ければ上位化にかかる期間が長くなり、記事の本数や調査にかかる時間も増える傾向にあります。
ただ、1語のワードだけでなく2語 3語の組み合わせで上位化するのはそれほど難しくないこともあり、訪問者やPVは確実に増えていくと言ってもよいでしょう。
検索ボリュームの多いキーワード(ビッグワード)の上位化を狙うには、そのワードに関連したキーワードや複合ワードも総合的に順位を上げていく必要があります。
Root-013ではキーワード調査や記事の作成ノウハウを公開しています。こちらも参考にして下さい。
[seo]
課題
SEO対策・コンテンツSEOの課題としては、効果が出るまでに時間がかかることが多いという点が挙げられます。
また、実際に専門的な記事を書く・企業アピールの記事を書く 等、社内のリソースも必要です。
施策開始当初は最低でも週に1記事は更新したい所です。
キーワードが月にどれくらい検索されている?
どんな組み合わせで検索されている?
といったキーワードに関する調査はこちらから承っています。気軽にお問合せ下さい。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、成果報酬型広告のことです。様々なサイト・ブログに企業の商品・サービスを紹介してもらい、申し込みなどの成果があった際にアフィリエイターさんに報酬を支払います。
関連のありそうなワードで検索して表示されたブログ・サイトにバナーなどの掲載を直接依頼することも可能ですが、効率的にたくさんのアフィリエイターさんに紹介してもらうには広告主とアフィリエイターさんの仲立ちをしてくれるASPに広告主として登録する方が良いでしょう。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)にも様々な業者さんがあります。
予算 中~
初期費用 50,000円程度~
月額 40,000円程度~
これに成果報酬が加わります。SEO対策では月10万円~などもっと高額になるケースもあります。
リスティング広告でキーワードの単価があまりに高かった・・・
クリック課金広告では効果が出なかった・・・
SEO対策の見積もりがかなり高額だった・・・
このような場合にはアフィリエイト広告も検討してみましょう。
企業規模 中~
成果報酬なので広告費自体は抑えられますが、登録料や毎月の固定費用がかかるケースがほとんどです。
アフィリエイターさんの登録数が多い大手でいうと
・A8.net(エーハチネット)
・バリュコマ バリューコマース株式会社
・アフィb afb
・固定費0円の完全成果報酬!もしもアフィリエイト広告
などがあります。
もしもアフィリエイトは”大手”という程の知名度は無いかもしれません。しかし、僕の知る限り初期費用や月額固定費なしでアフィリエイト広告を出稿できるASPはこのもしもアフィリエイトだけです。中小規模のビジネスにも使いやすいASPと言えるでしょう。
課題
多くのアフィリエイターさんにパートナーになってもらい、積極的に紹介してもらうには成果自体が魅力のあるものでなくてはいけません。
競合他社がすでにアフィリエイト広告主となっている場合は比較されることも十分に考えられます。
また、アフィリエイターさんがどういった記事で紹介してくれるのか全てをチェックすることは難しいです。中には事実と異なる内容が載ってしまうこともあるかもしれませんし、公式サイトの情報を更新してもアフィリエイターさんのブログが更新されるまでには時間がかかるでしょう。
”多くの人に紹介してもらえる”ということがメリットばかりではないということです。
SNS戦略
SNSはTwitterの他にFacebookとInstagram(インスタグラム)などがあります。これらの媒体でもPPC広告を導入しており、ユーザー層を絞って広告を出す事ができます。
ただ、SNSアカウントを作成し、管理・運営していくというのはそんなに楽な事ではありません。手つかずのアカウントがあったりするとかえって悪印象にもなってしまいますよね。
予算 企業規模 大~
代行することも可能ですが、多くの場合は専門部署などが設けられ、企画から運営を手掛けていくことになるでしょう。
キャラクターを作る?
誰が運営する?
どういった情報を発信する?
炎上や荒らしに逢ったらどう対応する?
大企業のSNSでも炎上することがあります。
不測の事態に備え、企画・運営を進めて行くのは容易なことではありません。専門の人員を割くとなると、人件費がかかることになるでしょう。
課題
中小規模ビジネスでも、アカウント開設のお手伝いはたくさんしてきました。
しかし、
結局リソースが避けずにそれほど活用できていない・・・
放置してしまいがち・・・
そのため、効果がイマイチ感じられない・・・
こんな状況になっているのも多く見てきました。
SEOも!PPCも!SNSも!では無く、現状のリソースでしっかり運営して行ける手法を選ぶことをおすすめします。
WEBサイト・HP(ホームページ)の集客方法 まとめ
WEBサイト・HP(ホームページ)の集客方法を大きな分類で分けて解説してみました。
Root-013で得意としているのはWordPress + SEO対策・記事提案などです。上の方でも紹介しましたが、ノウハウも公開しています。
[seo]
社内で記事を書いてもなかなか集客できない・・・という場合は是非ご相談下さいね。
WordPressというのはSEO対策を進めやすく、HP更新が簡単に行えるシステム(CMS コンテンツ マネジメント システム)です。デメリッもはありますが、多くの大企業でも導入されています。
WordPressが人気の理由 メリット・デメリット